阪急神戸線に新駅設置計画が進行!
阪急電鉄株式会社は、西宮市と尼崎市の協力のもと、阪急神戸線の武庫之荘駅と西宮北口駅の間に新しい駅を設置することを発表しました。この新駅は、2031年度末の開業を目指しており、地域の交通インフラを大きく変える一大プロジェクトです。
新駅の詳細と設置場所
新駅は武庫川橋梁上に設置される予定で、武庫之荘駅から約1.6km、西宮北口駅からは約1.7kmの距離に位置します。駅の設備としては、上下線それぞれのホームを備えており、8両編成の列車が対応可能です。また、両市側には改札口が設けられます。
プロジェクトの進行状況
このプロジェクトは、2022年11月1日に西宮市、尼崎市、そして阪急電鉄の三者間で基本合意書が締結されたことから始まりました。これを受けて、事業計画に関する協議が進められ、その結果、2025年4月4日には基本協定書の締結が行われました。
費用と負担
新駅設置にかかる整備費用は約86億円と見込まれており、西宮市、尼崎市、阪急電鉄がそれぞれ1/3を負担します。さらに、両市の負担分は国庫補助の活用が予定されています。
今後のスケジュール
計画としては、2025年度から詳細設計を進め、必要な手続きを踏みながら2026年度から新駅の設置工事に本格的に着手する予定です。
新駅の設置に伴い、西宮市側と尼崎市側には自転車駐車場が整備されるなど、地域の利便性も向上します。この新駅は、地域住民の移動の新たな拠点となるだけでなく、周辺のまちづくりにも大きな影響を与えることが期待されています。
さらに、公共交通ネットワークの整備が進むことで、地域間のアクセス向上が図られるほか、新たな交通手段の提供は住民の生活の質を向上させることにもつながります。
この新駅の設置計画は、日々の通勤や通学、旅行の利便性を大きく変える可能性を秘めています。続報に注目し、この事業における進展を期待しましょう。さらに詳細な情報は、阪急電鉄株式会社の公式サイトやプレスリリースにも掲載されていますので、ご確認ください。