循環型社会の授業
2024-08-21 17:24:46

芝浦工業大学での循環型経済に関する出前授業の実施

日本システムケア株式会社は、持続可能な社会の実現に向けた循環型経済に取り組む一環として、2024年7月11日に芝浦工業大学デザイン工学部で出前授業を行いました。この授業では、同大学の生産加工学を専攻する約30名の学生に対し、当社の循環型ビジネスモデルや環境への取り組みについて紹介しました。

授業は田邉教授によって指導され、単なるモノづくりではなく、使用終了を見越した製品設計の重要性が強調されました。この授業の目的は、学生たちが製品のライフサイクルを考慮した設計に取り組むことで、循環型社会を構築し、地球環境を保護する技術者へと成長することにあります。

田邉教授は、あらゆる製品には必ず寿命が訪れることに触れ、「今後のモノ作りに必要なのは、使用が終わる時を考えたデザイン能力」と語りました。また、日本システムケアの取り組みを通じて、リユースやリサイクルが重要な役割を果たすことを学生に理解してもらうことが狙いです。

当社の循環型ビジネスモデルは、設立以来35年間、IT機器のリユースとリサイクルを進めてきた実績を基にしています。この日の授業では、「ITライフサイクル」という新たなスタンダードを掲げ、全国展開しているRe-Valueサービスについて説明しました。このサービスは、企業や教育機関で使用されたIT資産の引取・回収を行い、再利用可能な状態へと整備する取り組みです。

学生たちに対しては、Re-Valueサービスを通じて廃棄PCを「資産」として管理する仕組みと、その結果生じるコスト削減のメリットについても紹介しました。具体的には、業界において35年間の経験を活かしたデータ消去の技術や、リユースPCのレンタルサービスに関する説明が行われました。これにより、企業としての持続可能性と社会貢献の両立が示されました。

授業後の質疑応答では、実際の営業活動においてどのようにビジネスモデルを説明するか、またデータ消去されたHDDやSSDのその後の処理についてなど、学生から次々と質問が上がりました。特に、当社の提供するLCMサービス(ライフサイクルマネジメントサービス)の利点や今後の製品展開について関心が寄せられ、活発な議論が交わされました。

参加学生の一人からは、「持続可能な活動の重要性をもっと学びたい」とのコメントがあり、今後の研究やキャリアに役立てる意欲を伺わせました。日本システムケアとしても、次世代の技術者たちにこうした考え方を伝えることは非常に意義深いと捉えています。この活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けて更なる取り組みを促進してまいります。

今後も、芝浦工業大学との連携を強化し、循環型経済に対する理解を深める活動を続けていく所存です。地球環境を守るための知識と技術をもった人材が育つことを期待しています。


画像1

画像2

画像3

会社情報

会社名
日本システムケア株式会社
住所
東京都品川区東品川2−3−12シーフォートスクエアセンタービル7階
電話番号
03-6228-1010

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。