エルズサポートとレスキュー損保の提携
エルズサポート株式会社(東京都中野区)とレスキュー損害保険株式会社(東京都港区)が業務提携を結び、「LIFEサポートプラス」という新しいサービスを展開することが決まりました。2025年1月からの提供が予定されています。このサービスは、高齢者を対象とした居住・生活支援を強化し、地域包括ケアシステムの構築を目指しているホームネットグループの一環として導入されます。
提携の背景
日本は急速に高齢化が進行しており、2019年には国土交通省が「不動産業ビジョン2030」を策定。これにより、不動産業界の労働者の約5割が60歳以上であると指摘されていました。このような背景から、高齢者向けサービスの充実が急務となっています。エルズサポートは、新サービス「LIFEサポートプラス」を導入することで、安定した生活基盤を入居者に提供することを目指しています。
「LIFEサポートプラス」の内容
新サービス「LIFEサポートプラス」では、家賃債務保証サービスに加え、住居に関するさまざまなトラブルに対応します。例えば、水漏れや鍵を紛失した際、そしてガラスの破損や電気設備の故障が発生した場合には、24時間365日、連絡をいただければ迅速に駆けつける体制を整えています。これらのトラブルに関しては、作業時間が60分以内であれば、基本料と作業料が無料でご利用できるという利点もあります。
さらに、火災を始めとする様々な事故によって生じた損害は、家財保険と賠償責任保険により保障されます。これにより、入居者はより安心して生活できる環境が提供されます。
不動産管理会社への利点
「LIFEサポートプラス」の導入により、不動産管理会社にとっても多くの利点があります。これにより、業務負担が軽減され、業務にかかる人手不足の解消にもつながります。エルズサポートとレスキュー損保は、このサービスを通じて、不動産会社や家主の皆さんがより快適に業務を行える環境を提供していく考えです。地域住民にとっても、より安心して生活できる住環境の実現が期待されています。
今後の展開
さらに、エルズサポートでは今後も高齢者が安心して生活できるためのサービスを拡充し、地域貢献に努めていく方針です。提携によって生まれる新たなサービスを通じて、地域包括ケアシステムの構築を進め、安心・安全な生活の実現を目指しています。今後の動向にぜひ注目してください。