東急バス、業界最高水準の初任給引き上げを実施
東急バス株式会社(本社:東京都目黒区、取締役社長 古川卓)は、2023年7月1日より初任給を引き上げ、在籍従業員の賃金改善に踏み切りました。この措置は、昨年からの継続的な取り組みの一環であり、路線バス運賃の改定による収益増を背景に実現しています。
初任給と従業員賃金の引き上げ
新たに引き上げられた初任給は、全職種に適用され、特に乗務員に関しては、年収が約20万円増加する見込みです。昨年の調整を加えると、総じて約100万円の賃金増が見込まれています。さらに定期昇給を含み、全体の平均で17,800円の賃金引き上げが実施されました。これは昇給率にして約6.0%に相当します。
人財定着と離職防止への取り組み
東急バスは人財の安定した定着を目指し、様々な支援制度を導入しています。特に、奨学金返還支援制度を新設しました。この制度は、昨今の奨学金の需要が増加していることを受け、新入社員を含む若い世代の負担を軽減することを目的としています。
また、バス整備士体験会やバス運転士体験会といったイベントも開催します。これにより、資格が未所持の方でもバスの運転や整備に関心を持ってもらう機会を提供し、多様な人材を確保する狙いがあります。特に、8月3日開催の整備士体験会は、女性も大歓迎で、多くの参加者が集まることが期待されています。
採用プロモーションの強化
東急バスでは引き続き人財の確保を最優先事項として掲げ、乗務員のみならず事務職や整備士の採用にも力を入れています。2023年度には「三ツ星(★★★)」という認証を取得し、厚生労働省の策定した行動計画を実施することで、より良い労働環境の実現を目指しています。
さらに、メディアを通じたプロモーション活動も強化されており、公式採用ホームページやYouTubeチャンネル、SNS広告などを通じて、実際に働いている従業員の姿を発信してまいります。
東急バスの未来へ向けて
東急バスは、これからも人々が「働きたい」と思える職場作りに邁進します。従業員が安心して長く働ける環境を整えることで、乗客にとっても信頼されるサービスを提供し続けられる組織を目指します。公式ホームページでの情報やイベント詳細についてもぜひご覧ください。
公式採用ホームページ:
東急バス採用