精密検査ジオラマ
2022-08-29 13:57:01
精密検査部品の技術が織り成す電車のジオラマ展示イベント
地味な部品が魅せるエレクトロニクスの未来
私たちの日常を支えるスマートフォンや電子機器。その裏に隠れた重要な要素が、半導体デバイスです。これらは精密に作られなければならず、その製造過程において検査工程が欠かせません。ここで活躍するのが、地味ではあるけれども非常に重要な役割を持つ「治具」や「コンタクトプローブ」などの検査用部品です。
技術者たちの情熱
通常は陰の存在ともいえるこれらの部品に情熱を注ぐ技術者たちがいます。彼らは毎日、これらの部品の精度を高めるために努力を重ね、その成果は業界内で高く評価されています。
デモの場としてのジオラマ
2023年8月31日から9月2日まで、幕張メッセで開催される「第一回ネプコンジャパン秋」において、これらの技術が集結した特別なジオラマが展示されます。この巨大なジオラマは、検査用部品が有する精度の高さを視覚的に訴えるために制作されたもので、そのサイズは畳一畳分です。
ジオラマの中には、プリント基板や電子部品で構成された電車が走っています。この電車は、コンタクトプローブで作られたレールの上を滑らかに走行します。この展示を通じて、普段目にすることのない検査用部品たちが一堂に会し、特別な存在として光を浴びることになります。
各社の技術を詰め込んだジオラマ
展示されるジオラマには、アイ・エム・アイ、水晶・MEMS・センサー用ソケットを手がけるMISテクノロジー、株式会社精研のスプリングプローブ、そしてシナノセイケンのプリント基板設計や精密溶接技術といった、様々な企業の検査用部品が集結しています。各社の技術が密に組み合わさり、新たな価値を生み出しています。
クリエイティブな隠れた技術
このジオラマには、各社の技術の凝縮された部品が隠されています。会場を訪れた際には、どの部分がどの技術によるものかを探す楽しみもあります。たとえば、シナノセイケン号と呼ばれる電車や、水晶振動子ソケット用のプローブで構成されたパンタグラフ、自社設計による精密溶接のねじアートなど、探す価値がある多くの作品が展示されます。
ぜひともブースへ
このイベントでは、他にも多くの見どころがあります。お越しの際には、ぜひ小間番号A6-10の株式会社精研との共同出展ブースへ足を運んでください。2023年の「ネプコンジャパン秋」では、ただ地味な存在と思われている部品たちが、新たな視点で魅せることになるでしょう。詳しくは「ネプコンジャパン秋」の公式サイトをご確認ください。
会社情報
- 会社名
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株式会社 シナノセイケン
- 住所
- 千曲市杭瀬下30-1
- 電話番号
-
026-273-0113