株式会社増進会ホールディングスが運営する「Z会エクタス栄光ゼミナール」は、筑波大学附属駒場中学校、通称筑駒を受験する小学6年生向けに特別講座を開設します。この講座は、2024年の9月から2025年の1月にかけて、算数と国語の2科目で構成されます。「筑駒への64題」と称する算数講座では、筑駒の入試で頻出となる64の問題に取り組み、解法を身につけることを目標としています。これにより生徒は、短時間での正解を目指すための思考力を養います。
筑駒への64題
算数講座では、問題を解くために必要な思考過程を強化します。筑駒では、試行錯誤を通じて規則性を見つけ出す問題や、時間とともに変化する状況を的確に捉えた数学が求められます。それに加え、数え上げの問題では、瞬時に適切な対応ができる力を求められます。この講座では、表を書くことで考える手法を集中して学ぶことができるため、基礎力をしっかりと固めることができます。
筑駒への詩と論述
一方、国語の講座「筑駒への詩と論述」では、筑駒の国語試験の典型的な出題形式を意識した指導が行われます。国語では、「説明的文章」「文学的文章」「漢字の書き取り」「詩」という四つのカテゴリーが存在しますが、特に詩に関しては多くの受験生が苦戦しています。この講座では、詩にまつわる問題を数多く解き、その解説を通じて、自信を持って試験に臨める力を身につけます。
講座の詳細
この特別講座は全8回で、いずれも土曜日に開催されます。授業時間は90分で、算数も国語も1科目から受講が可能です。特殊な受講基準を満たした生徒のみが参加できますが、Z会エクタス栄光ゼミナールに通塾していない生徒も受講が許可されています。講座は「筑駒・御三家・駒東最難関スーパー講座」の一環であり、これにより生徒は最難関校の入試傾向に沿った訓練を受けることができます。
講師陣の強み
講座を担当する講師陣は、筑駒、開成、桜蔭入試に精通したエキスパートです。在籍生徒の50%以上が筑駒・御三家・駒東中に合格しています。合格者を輩出するための実績が裏付ける担当者による個別指導や充実したサポート体制は、今後の学力向上にも大きな寄与をすることでしょう。
受講を希望する方は、公式サイトから詳細を確認し、お問い合わせください。尚、今後予定されている模試受験日などに関する情報も併せてチェックすることをお勧めします。最難関中学合格を目指して、専用のカリキュラムでしっかりと準備を進めましょう。