株式会社カケミチプロジェクトがインパクトスタートアップ協会に加盟
株式会社カケミチプロジェクト(東京都、代表取締役:岡琢哉)は、一般社団法人インパクトスタートアップ協会(ISA)の正会員として新たに加盟することを発表しました。この加盟により、同社は児童思春期のメンタルヘルス支援のエコシステムをさらに拡充し、社会課題の解決に貢献していくことを目指します。
インパクトスタートアップ協会の取り組み
インパクトスタートアップ協会は、社会課題の解決と持続可能な成長を両立させる企業のエコシステムの構築を目的として、2022年に設立されました。2023年現在、正会員は206社にのぼり、さまざまな企業が連携して社会問題の解決に向けた取り組みを行っています。協会は「共有」「形成」「提言」「発信」の4つを柱に活動しており、政府や大企業との連携を強化しながら、社会課題解決型ビジネスの発展に寄与しています。
メンタルヘルスへの挑戦
カケミチプロジェクトは、「ヒトが夢見る力を失わずに現実を生きる世界を創造する」というビジョンを掲げ、特にメンタルケアが手薄になっている児童思春期の領域に焦点を当てて事業を展開しています。この分野は、心の問題に直面する子どもたちやその家族にとって非常に重要ですが、現在の医療システムでは十分に支援が行き届いていないのが実情です。
加盟の意義と期待する効果
カケミチプロジェクトは、ISAとの連携を通じて、児童精神科訪問看護の強化やサービスの標準化、さらには社会課題解決のモデルケースの発信を目指します。具体的には、以下の3つのポイントに注力していく考えです:
1.
訪問看護サービスの拡充
ISAの正会員企業と連携することで、さまざまなノウハウを共有し、訪問看護サービスの質を向上させ、より多くの家庭に届けられる体制を整えていきます。
2.
社会課題解決モデルの発信
社会課題に対する意識を高めるため、ISAの活動を活用して、訪問看護の重要性をアピールしていきます。同时に、政府や行政との連携を強化し、全国的に支援体制の構築を進めます。
3.
支援ネットワークのさらなる充実
出資者との協力関係や新たに参画予定の社外取締役との連携を生かし、医療・福祉・教育の連携を強化して包括的な支援を提供できる体制を目指します。
会社概要
株式会社カケミチプロジェクトは、2020年12月設立の企業で、本社は東京都杉並区にあります。訪問看護事業や食料品販売事業を展開しており、子どもたちのメンタルヘルスへの支援を通じて、より良い社会の実現を目指しています。企業の公式サイトやSNSを通じた情報発信にも取り組んでおり、より多くの人々にその使命を伝えています。
今後の展望
カケミチプロジェクトは、インパクトスタートアップ協会への加盟を契機として、メンタルヘルス分野の拡張だけでなく、持続可能で支援が行き届く社会の実現に向けて、引き続き努力していく所存です。今後の展開に期待が寄せられています。