第11回ジャパン・レジリエンス・アワード受賞者が発表！内閣総理大臣賞を受賞した企業は？

第11回「ジャパン・レジリエンス・アワード」の概要

2025年4月22日、東京・イイノホールにて開催された第11回「ジャパン・レジリエンス・アワード」は、国土強靭化に向けた優れた取り組みを称える重要なイベントです。この賞は2014年に創設され、年々重要性を増しています。

今年の授賞式には、内閣官房副長官の橘慶一郎氏や国土強靱化担当大臣の坂井学氏が出席し、受賞者の功績を称えました。このアワードは、防災士の育成や地域の安全で持続可能な暮らしを支える取り組みが評価されています。

受賞企業・団体の紹介

内閣総理大臣賞

受賞者は松山市の松山防災リーダー育成センターで、彼らの取り組みは「公徳心溢れる防災士1万人を核とした50万都市の安全安心なまちづくりへの挑戦」というもので、市民の防災意識を高める努力が評価されました。

国土強靱化担当大臣賞

この賞には、いくつかの団体が選出されました。公共の安全と健康を守る介護施設、特養老人ホームといった団体が受賞し、特に「避難所の要介護者ケア革命！」というテーマでの取り組みが注目されました。

グランプリ賞

大賞には、株式会社オリエンタルコンサルタンツと三重河川国道事務所が受賞。「ワンコイン浸水センサ」を利用した水害対応のDX活用は、革新的なアプローチとされています。

準グランプリとその他の受賞

初代国土強靱化担当大臣賞が与えられたのは一般財団法人日本フューチャーレジリエンス機構。スマートテレビ電話システム「Waravi」の導入であり、あらゆる年代の人々が利用できる環境を作っています。

さらに、金銭的報酬や栄誉が与えられる優秀賞には、多くの企業団体が名を連ね、防災と地域の強靭化に向けた先進的なプロジェクトが紹介されました。例えば、再生可能エネルギーを活用した技術や、災害に強い住宅計画などです。