ワタミ、SDGs経営調査で高評価を受ける
ワタミ株式会社は、2025年の「日経SDGs経営調査」において、四つ星の認定を受け、外食産業の中では最高位の評価を得たことを発表しました。この調査は、日本経済新聞社が主催し、全国の上場企業および有力な非上場企業を対象に実施されます。企業がSDGs(持続可能な開発目標)にどのように貢献しているか、またその戦略やガバナンスなどの観点から総合的に評価されます。
ワタミは、2019年10月にSDGs推進本部を設立し、社内の各事業本部から選出されたメンバーで構成されるタスクフォースチームを立ち上げました。このチームは、SDGsに関連する重要課題を特定し、KPIやKGIを設定。これに基づき、組織全体で目標に向けての活動を推進しています。
ワタミのSDGsにおける重要課題
ワタミは、持続可能な社会の構築に向けて実践を続けています。具体的には、以下のような取り組みを行っています。
1.
環境保護活動:松林の再生活動や自然とのふれあいを通じた教育プログラムの提供等、地域環境への貢献。
2.
子供たちへの支援:カンボジアの孤児院訪問や、地元の小学生を招いたお食事会などを通じて、次世代の育成に寄与。
3.
従業員活動への参加:社内のボランティア活動を通じて、従業員が社会貢献活動に参加する機会を増やす仕組み。
実施された活動の紹介
第27回わたみ自然学校
2025年11月、千葉県山武市にて行われた「第27回わたみ自然学校」には、28名の小学生が参加しました。テーマは「命・自然・友達・生活習慣・夢」で、自然と触れ合いながらの学びを提供しました。
森開き式
2025年5月、岩手県陸前高田市にある「ワタミの森」で初の「森開き式」が行われ、38名の外食事業の居酒屋店長らが参加しました。雑草の除去活動など、森林の再生活動を実施しました。
カンボジア訪問
2025年1月には、ワタミが支援している公益財団法人School Aid Japanの運営する孤児院を訪れ、子供たちとの交流を通じて、貧困や飢餓の現実に触れ、支援活動の重要性を再確認しました。
お食事会の開催
2024年8月には、ミライザカ横浜駅前店で、横浜訓盲学院の生徒たちを招待し、お食事会を開催。参加した従業員は、子供たちと触れ合いながらホスピタリティを学んでいます。
結論
ワタミは、単なる外食企業としての枠を超え、持続可能な社会を目指し様々な取り組みを進めています。今後もSDGsの達成に向けた活動を続け、企業としての責任を果たしていくことが期待されます。
詳細な情報は、
ワタミサスティナブルレポート2025をご覧ください。