未来のエネルギーを探る「羽田みんなのみらい水素エネルギー展」開催！

羽田エリアで水素エネルギーの未来を体感！

2025年1月31日（金）から2月2日（日）まで、羽田エリアにおいて「羽田みんなのみらい水素エネルギー展」が開催される。このイベントは、未来のエネルギー源として期待される水素をテーマに、体験、学習、交流を通じて、幅広い来場者に水素エネルギーの魅力を伝えるものだ。

水素エネルギーの重要性

東京都は、省エネルギーや脱炭素を目指し、水素エネルギーの需要拡大に向けた取り組みを進めている。空港エリアは水素の潜在的な供給地として注目され、川崎市や大田区と連携しながら、安定供給体制の整備に向けた活動を強化している。今回のイベントは、その一環として位置づけられている。

イベントの概要

事業者向けイベント

まず、1月31日（金）には、業界関係者を対象とした特別なプログラムが用意されている。東京大学の教授、河野龍興氏を招いた特別講演が行われ、水素関連の民間事業者や行政の講演も予定されている。さらに、水素エネルギーのビジネスモデルを専門的に学ぶゼミナールや、企業同士の情報交換ができる場も設けられ、業界内でのネットワークづくりをサポートする。

参加者は水素船での見学ツアーに参加し、水素エネルギーを体感することも可能だ。

一般向けイベント

2月1日（土）と2日（日）は一般向けのプログラムが開催され、子供から大人まで楽しめる体験型のアクティビティが用意されている。人気サイエンスアーティストの市岡元気先生によるサイエンスライブや、ボンボンTVのメンバーによるクイズショー、さらには「水素フレンドリーパーク」では、水素のサプライチェーンを「つくる」「ためる」「はこぶ」「つかう」というテーマで実際に体験できる。

また、水素に携わる企業や団体によるパネル展示や実機の紹介も行われ、参加者が水素エネルギーについてより深く理解できるような工夫がなされている。