メキシコのカリブ海を魅力発信
メキシコ南東部に位置するキンタナ・ロー州には、カンクンやコスメル島など、素晴らしい観光地が数多く存在します。広大な敷地には、ビーチやジャングル、考古学的遺跡が点在し、旅行者にとって魅力的な目的地となっています。この州の観光振興局は、日本を含むアジア市場への影響力を強化するために、大阪で開催された「ツーリズムEXPOジャパン」に出展しました。
ツーリズムEXPOジャパンでの取り組み
キンタナ・ロー州観光振興局のエグゼクティブディレクター、ハビエル・アランダ氏は、メキシコの航空会社やホテル業界の代表者とともに参加し、州の魅力をなめらかに伝えました。アランダ氏は「カリブ海のビーチやマヤ文化を体験できる様々な旅行スタイルがあり、誰でも楽しめる場所です」と述べ、観光客の皆様を暖かく迎える意思を示しました。
アジア市場の成長
最近数年間、コロナ禍の影響を受けたアジアからの旅行者数は回復傾向にあります。2019年には日本、中国などの国から16万1000人以上が訪れましたが、2022年には14万7000人に減少。それでも2023年にはアジア市場が盛り返し、旅行者数が前年に比べて22.87%増加しました。特に日本からの旅行者は74.03%の増加を記録し、注目される市場です。
国別の旅行者数
- - 日本: 2022年6123人 → 2023年10673人(増加率74.03%)
- - 韓国: 2022年12641人 → 2023年25121人(増加率98.73%)
- - 中国: 2022年22496人 → 2023年32228人(増加率43.26%)
- - インド: 2022年39100人 → 2023年50020人(増加率27.93%)
このように、キンタナ・ロー州はアジアからの旅行者にも多くの魅力を提供しています。
国際的な評価
キンタナ・ロー州は国際的にも多くの賞を受賞しています。最近の「コンデナスト・トラベラー誌」のリーダーズ・チョイス・アワードでは、「世界のベストアイランド」として評価され、また2023年ワールド・トラベル・アワードでもメキシコの良い観光地として認められています。
これらの受賞は、州の魅力が世界的にも通用する証明となります。旅行者はカリブ海の美しいリゾート地だけでなく、歴史的な遺跡や文化を体験することができます。
終わりに
キンタナ・ロー州は、ビーチリゾートだけでなく、文化、歴史、自然を同時に楽しむことができる魅力いっぱいの地域です。東京からも直行便があり、日本人旅行者にも手軽に訪れることができます。今後も、アジア市場へのアプローチを強化し、観光業を盛り上げていくことでしょう。