環境配慮型素材とカーボンクレジットの融合 - TBMとバイウィルが業務提携
環境配慮型の新素材開発で知られる株式会社TBMと、カーボンニュートラル実現に向けた「カーボンクレジット」の創出・流通を推進する株式会社バイウィルは、この度、業務提携を発表しました。
両社は、それぞれが培ってきたノウハウを活かし、カーボンニュートラルの達成とサーキュラーエコノミーの普及啓発に向けた取り組みを協働で推進していく予定です。
TBMは、鉱物由来やCO2由来の炭酸カルシウムを主原料とする環境に配慮した新素材「LIMEX」の開発や、国内最大級のプラスチックのマテリアルリサイクル処理プラントの運営など、資源循環ビジネスにおいて先進的な取り組みを行っています。
一方、バイウィルは、カーボンクレジットの創出・流通を通して、日本のカーボンニュートラル達成に貢献することを目指しています。完全成果報酬型の創出代行や、販売先の探索・収益化まで、幅広いサービスを提供しています。
今回の業務提携では、TBMが持つGX分野における知見とバイウィルのカーボンクレジットに関するノウハウを融合させることで、以下の取り組みを推進していく予定です。
TBMのブランディング、広報・PR活動をバイウィルが支援
TBMが事務局を担う一般社団法人資源循環推進協議会の活動にバイウィルが参画。
バイウィルが立ち上げた「地域脱炭素推進コンソーシアム」にTBMが参画。
バイウィルのノウハウを活用したTBM事業の支援
* TBMのカーボンリサイクル技術を活用した「CR LIMEX」素材を使用した製品や、プラスチックのマテリアルリサイクルのクレジット創出を協働で推進。
両社は、それぞれの強みを活かしたシナジー効果によって、新たなGXイノベーションを生み出し、脱炭素社会の実現に貢献していくことを目指しています。
TBMとバイウィルの連携が加速させる「カーボンニュートラル」
TBMの環境配慮型新素材「LIMEX」とバイウィルのカーボンクレジット創出・流通という、異なる分野の強みを融合させることで、従来にはない新たなビジネスモデルが期待されます。
今回の業務提携は、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを加速させるだけでなく、地域経済の活性化や雇用創出にも貢献していく可能性を秘めています。
今後、TBMとバイウィルの連携がどのように展開されていくのか、注目が集まります。