DICのCFOが語る
2025-09-11 13:43:14

DIC株式会社のCFO浅井氏が語るグローバル事業変革の秘訣

DIC株式会社のCFO浅井氏が語る、グローバル事業変革



DIC株式会社とブラックライン株式会社の代表者が、経営の革新と変革に関する有意義な対談を行いました。この対談は、日経ビジネスオンラインにて公開され、その内容は特に企業のCFO組織にとっての重要な示唆に富んでいます。

対談の主な内容


対談では、グローバルに事業を展開するDICの改革の強みや、CFOとその組織がどのようにその改革を支えているかが詳細に語られました。DICは世界中で170社以上のグループ会社を持ち、印刷インキでトップシェアの化学メーカーです。その強みはもちろん、近年の経済環境の変化に柔軟に対応している点です。

このような大規模な事業運営には、経理業務の効率化が必須です。ブラックラインの提供するクラウド型経理業務変革プラットフォーム「BlackLine」は、この点で重要な役割を果たしています。特に、決算業務を中心としたプロセスの標準化や自動化を通じ、CFO組織における生産性の向上を目指しています。

DICのCFOの視点


DICのCFO、浅井健氏は、CFO組織が果たすべき役割について、「経理業務の自動化によって、より付加価値の高い業務に集中できる環境を整えることが重要」と述べています。具体的には、FP&A(Financial Planning & Analysis)機能を強化し、迅速な意思決定を支える体制を構築することが求められると強調しました。

ブラックラインの価値


ブラックライン社の代表、宮﨑盛光氏もこの対談に参加し、同社のビジョン「顧客とともに課題を解決し、全ての経理財務が経営の羅針盤となる世界を創る」について触れました。これは、単にシステムを導入するだけでなく、経理部門の人材が経営に寄与できるようになることを目指しています。

複雑化する経理業務


近年のビジネス環境はますます複雑化しており、経理業務の負担も増加しています。そのため、DICは2022年から「BlackLine」を導入し、現在はアジア地域の15か国において展開しています。この努力によって、経理部門の習熟度や機能の活用が進み、導入効果の最大化も図られています。

今後の展望


今後、DICは引き続き持続可能な成長を支援するため、ガバナンス体制の構築と合わせて経理業務の改革を進めていく意向です。また、CFOの役割はますます重要になっており、改革の先導者として期待されています。

この対談を通じて、DICは自社の取り組みを発信し、他の企業に対する知見の共有にも努めていく考えです。それにより、日本企業のCFOとしての役割の重要性が改めて認識されることを期待しています。

まとめ


CFO組織が行う変革の意義や提案は、多くの企業にとって参考になるでしょう。経理業務改革は、単なる業務の効率化だけでなく、企業価値を高めるための戦略的なアプローチが必要です。DICとブラックラインの取り組みは、その良い例と言えるでしょう。


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会社情報

会社名
ブラックライン株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー18階
電話番号
03-4540-4310

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