プログラミング教育EXPO2025: 子どもたちの創造力を育む新イベント
全国エドテック普及協会が主催する「プログラミング教育EXPO2025」が、全国の小中学生に向けて開催されます。このイベントは、子どもたちがプログラミング的思考、すなわち論理的思考を楽しく体験できるスタイルで展開されます。
プログラミング教育EXPOとは?
「プログラミング教育EXPO」という名のもと、エドテックの普及を目指すこのイベントは、前身の「ジャパンツアー」に引き続き、全国各地で盛り上がりを見せています。2023年と2024年には、既に約3,400人の参加者がありましたが、2025年にはさらに規模を拡大し、全国から多くの子どもたちを迎え入れる大規模な教育イベントへと成長します。特に、中学生と小学生が参加できるゲーム開発コンテストが中心企画となり、参加者が自らのアイデアを生かして作品を作り出すことが期待されています。
コンテストの内容
プログラミング教育EXPO2025の目玉は、「ゲーム開発コンテスト」です。小中学生が対象となり、2つの部門に分かれています。
1. ### 作りこみゲームコンテスト部門
この部門では、自由なジャンルで独自のゲームを制作し、最初の5分間のプレイ内容で評価されます。評価基準は、面白さ、完成度、オリジナリティ、演出、企画書などで、合計50点満点で採点されます。
2. ### 12(ワンツー)ゲームコンテスト部門
この部門は、操作が2ボタンのみで、1分以内でプレイが完結するというシンプルさが特徴です。ここでは、どのように面白さを表現できるかが問われる、アイデア重視のチャレンジが求められます。
プロの指導を受けられる機会
特に注目すべきポイントは、主催者である宮城島崇之氏とファミスタの生みの親である岸本好弘氏が出演するレギュレーション解説動画の公開です。この動画は、初めての方でも楽しみながら参加できるように分かりやすく作成されており、応募対象や評価基準、注意点に加え、「ゲームとは何か」や「面白さの本質」といったプロならではの洞察を聞くことができます。
応募方法とスケジュール
参加希望者の応募受付は、2024年6月1日から開始予定で、締切は2024年8月31日となっています。提出物には、ゲームファイル、タイトル、一番の面白ポイント、操作ボタン解説などが求められます。また、ScratchやMakeCode Arcadeなど自由な環境でゲーム制作が可能であることも、大きな魅力です。
未来への呼びかけ
今後も、参加者向けにゲーム開発プチレッスン動画やプレ授業の案内を公開する予定です。このイベントを通じて、単にプログラミングを学ぶだけでなく、「つくって考える楽しさ」に触れる体験を大切にしています。全国の子どもたちには、自らのアイデアで未来を動かす、その第一歩を踏み出してほしいとの願いが込められています。
詳細リンク
主催
全国エドテック普及協会
協力
コードアドベンチャー