イオスが新たなモバイルブランディングASP「Rockbird」を発表

イオスの新サービス「Rockbird」誕生

株式会社イオス（東京港区）が新たなモバイルブランディングASP「Rockbird」を発表しました。このASPは企業のブランド構築やマーケティングをサポートすることを目的としています。特に注目されるのは、業界初となるFlashを用いた高機能な携帯サイトエディタが搭載されている点です。このエディタを使うことで、PCブラウザから直感的に本格的な携帯サイトの制作や更新が行えます。

直感的な操作と豊富なオプション

「Rockbird」では、Adobe Flex2を採用した管理画面が用意されており、デザイン性を重視した携帯サイトを簡単に運用できます。企業のブランド担当者や店舗オーナーが手軽にオリジナルデザインのサイトを作成できるよう、ユーザビリティに優れたインターフェースが提供されています。また、必要な機能を選び組み合わせて利用できる多様性も魅力的です。

このサービスは、2007年5月10日に東京ミッドタウンで開催される「Internet Marketing & Creative Forum 2007」にて発表され、7月からは無料のβサービスが提供される予定です。その後の2007年9月以降には本格的なサービス運用が目指されています。

企業のマーケティングにおけるモバイルの重要性

近年、マーケティングにモバイルを活用する動きが加速しています。しかし、携帯サイト制作には特別な知識や技術が必要であり、多くの企業がその高いハードルに悩まされています。これにより、デザイン性が犠牲になったり、運用が難しくなってしまうケースが多く見受けられました。イオスはその障壁を壊すことを目指し、「Rockbird」を開発しました。

感度の高い消費者が携帯端末を駆使して情報を得る時代、企業はデザイン性と運用性の両立を求められています。この背景から、モバイルブランディングは今後ますます重要な位置を占めていくことでしょう。

コスト削減と運用の簡略化

従来、企業が全携帯キャリア向けのサイトを構築するには数百万円から千万円以上の費用がかかっていました。しかし「Rockbird」によって、そのコストは数分の一にまで削減されます。自社で運用を行うことで、機動的なサイト運営が可能となり、運用コストも大幅に低下。加えて、多彩なオプション機能を選択することで、スモールスタートから大規模な活用まで幅広く対応できます。

オプション機能の選択はサイト上で簡単に行えるため、申込後すぐにサービスを利用開始できるのも大きな魅力です。さらに、各種テンプレートの提供やFAQを含むサポート機能が充実しており、初心者でもスムーズにサイト制作ができる体制が整っています。

利用料金とサービスの概要

「Rockbird」の基本機能では、初期費用が約5万円、月額が5万円程度を見込んでいます。オプション機能については価格が5000円から3万円程度となる予定で、機能によって異なります。主な基本機能には、XHTML対応エディタ、3キャリア変換、Flash対応、SEO対策機能、自動公開機能などが含まれるほか、権限管理も備わっています。

今後の展開について

イオスは「Rockbird」を使うことで企業やユーザーとの対話を通じて進化させていくことを目指しています。今後も新しいオプション機能やサポート体制の構築に取り組むことで、より多くの企業や個人に利用されるサービスに成長していくことでしょう。詳細な情報は今後公式サイト等で随時公開される予定ですので、興味がある方はチェックしてみてください。