予言と調査記録が織りなす、新感覚ミステリー!「白薔薇殺人事件」
2024年夏、ミステリーファン待望の傑作が誕生しました。アンソニー・ホロヴィッツと並ぶ、アガサ・クリスティの後継者と称されるクリスティン・ペリンのデビュー作、「白薔薇殺人事件」が、ついに日本上陸を果たしました。
物語の主人公は、25歳のミステリ作家志望のアニー。大叔母のフランシスに招かれ、彼女の住む大きな屋敷を訪れます。フランシスは16歳の時、占い師のマダム・ピオニー・レーンから衝撃的な未来を告げられました。「おまえの未来には乾いた骨がある。おまえのゆるやかな終焉は、クイーンを片手のひらににぎったとたんにはじまる。」「すべての印はおまえが殺されることを示している。」
フランシスはそれからずっと、この予言を信じて生きてきました。そして、アニーが屋敷を訪れたその日、フランシスは屋敷の図書室で息絶えていました。そばには数本の白薔薇の花が。
フランシスは予言が的中したときのために、60年以上にもわたって「調査記録」をつけていました。アニーはそれらを手がかりに、大叔母を殺した犯人をつきとめようとします。
殺人事件が起きてから手がかりをひとつひとつ集めていくのとは異なり、すでに殺された被害者が集めた調査記録を手がかりに犯人を探していくという、新感覚のミステリー。読者はアニーと共に、フランシスの残した記録を読み解き、真相に迫っていくスリリングな体験をすることができます。
話題沸騰!注目すべきポイント
「白薔薇殺人事件」は、すでに海外で高い評価を獲得しており、バーンズ&ノーブル書店の「2024年3月の最も期待している本」にも選ばれています。
本作の注目すべきポイントは、次の3つです。
1.
予言と調査記録が織りなす、独特のミステリー: 従来のミステリーとは異なる、予言と調査記録を軸にした展開は、読者の想像力を掻き立て、一気読み必至の面白さを提供します。
2.
息を呑むような緊張感: ページをめくるたびに、犯人への疑いが次々と生まれ、読者は最後までハラハラドキドキが止まりません。
3.
豪華な装丁: イラストレーターの松島由林さんによる、美しく個性的な登場人物紹介イラストも見逃せません。
クリスティン・ペリンについて
クリスティン・ペリンは、アメリカのシアトル出身の作家です。書店員として数年間勤務した後、イギリスに移住し、修士号と博士号を取得しました。現在、家族と共にイングランド南東部のサリー州に住んでいます。「白薔薇殺人事件」は、大人向けの小説デビュー作であり、早くも多くの読者から支持を得ています。
この夏、ぜひ「白薔薇殺人事件」を読んで、新時代のミステリーの世界を体験してみてください。