ヘッドレスフォームサービス「HyperForm」の革新
ヘッドレスフォームサービスである
HyperFormが、外部連携ツールへのBOT判定機能を拡張しました。これにより、再CAPTCHAを駆使したメール通知制御の利便性が一層向上します。本機能はすでに多くのお客様からのご要望を受けた結果、実現に至りました。これまでHyperFormでは、内蔵機能を用いてBOT判定を行っていましたが、今後はWebhookやSlack、Googleスプレッドシートなどの外部システムとも連携可能になります。
新機能の詳細
新たに追加された機能では、reCAPTCHAのスコアを利用して、指定した閾値未満の送信は通知対象外とできるようになります。これによって、運営側ではより精緻な情報管理が可能になります。例えば、
HyperFormの管理画面から簡単にスコアの設定を調整でき、スコアは0から1の範囲で自由に設定できるのが特徴です。また、通知内容への追加情報として、以下の機能が新たに組み込まれました。
- - reCAPTCHAスコアの数値表示
- - 自動返信メールの送信可否ステータス(true/false)
この機能追加により、運用側にとっての判断材料が増え、よりフレキシブルな通知フィルタリングや自動処理が実現できます。
導入による効果
新しい機能の導入によって、いくつかのメリットが期待されます。まず、データの質が向上します。今まで送信されていた不正投稿が排除されることで、外部システムへの送信データがクリーンなものになります。これにより、重要なビジネスインサイトがより確実になります。
次に、業務効率が改善されます。スパム通知が減ることで、スタッフが重要な問い合わせに集中できるようになります。この結果、より迅速かつ適切な対応が可能となり、顧客満足度の向上に繋がります。最後に、運用コストも削減されます。不正投稿の手動削除作業やそれに伴う対応工数が大幅に減少し、人的リソースを他の業務に振り向けることができます。
今後の展望
HyperFormでは、このreCAPTCHAスコア連携の強化に満足せず、さらなる機能改善にも取り組んでいます。今後の開発予定には、以下の機能が含まれています。
- - サーバーサイドバリデーションの実装: 必須項目の未入力送信をサーバー側でブロックする機能。
- - スパム判定ラベルの自動付与: 通知内容に対して自動的にスパム判定ラベルを追加。
- - フォーム単位での通知ルールの個別設定: 連携先や内容、閾値などを個別に設定可能に。
HyperFormについて
HyperFormは、ユーザーがバックエンドの開発なしで自由にフォームを作成できるヘッドレスフォームサービスです。フォームの`action` 属性にカスタムURLを設定するだけで、データ管理や自動返信メール、外部連携機能などを活用できます。さまざまな環境、例えばヘッドレスCMSやSPA、WordPressサイトなどで柔軟にご利用いただけます。そして、無料プランのほか、月額891円からの有料プランも提供しています。詳細については
こちらをチェックしてください。