AIで銀行申請を支援
2025-06-10 10:32:53

サイバーリンクのAI技術が元大銀行のオンライン申請を革新

サイバーリンクのAI技術が元大銀行のオンライン申請を革新



サイバーリンク株式会社が提供するオンライン本人確認ソリューション「FaceMe® eKYC」が、台湾の大手金融機関である元大銀行に取り入れられました。このソリューションは、「元大証券顧客専用ローンプラン」のモバイル申請プロセスに導入され、AI技術を用いて本人確認を自動化することにより、申請の速さと利用者体験の向上を実現しています。\

導入背景



元大銀行は証券顧客に対し、より利便性が高く安全なローンサービスを目指し、FaceMe® eKYCの導入を決定しました。この技術により、銀行業務の既存フローとシームレスに連携し、スムーズなモバイルアプリやウェブブラウザによる申請が可能になります。\

FaceMe® eKYCの機能



この本人確認システムは、世界最高レベルの顔認証技術と、台湾特有の身分証認識機能を結びつけており、モジュール設計により多様なプラットフォームに対応しています。具体的には、以下の機能が搭載されています:\

  • - 身分証と本人の照合 (1:1比較)
  • - 身分証の真偽判定
  • - なりすまし防止機能
  • - AI OCRによる文字認識\

これらの機能により、申請の審査精度が向上し、偽造や盗用のリスクが格段に低減。さらに、申請ステップが簡素化され、利用者は手間をかけずに全ての手続きをオンラインで完結できます。最短で15分でローン枠を開設できるため、利便性は飛躍的に向上しています。\

高精度な顔認証



FaceMe®の顔認証エンジンは米国国立標準技術研究所(NIST)のテストで極めて高い99.83%の認証精度を記録しました。また、なりすまし防止機能は業界最高水準であり、iBeta PAD Level 2およびISO基準に適合しています。この高性能な技術によって、元大銀行は安全かつ信頼性の高い本人確認プロセスを実現できます。\

ワンストップで完結する身分証確認



FaceMe® eKYCのAI OCR技術は、台湾で主に使用されるさまざまな身分証(運転免許証や健康保険証など)に特化しており、撮影した画像から必要な情報を迅速かつ高精度で抽出します。独自の前処理技術により、撮影時の画像の鮮明度を自動補正し、読み取り精度を向上させます。これにより、ユーザーはスムーズに身分証の認識を完了し、申請プロセスを円滑に進めることができます。\

経営陣のコメント



サイバーリンクの最高責任者メイ グー(Mei Guu)がコメントしています。「AIを活用したデジタル金融サービスを推進するため、銀行には安全性と効率性が求められます。FaceMe® eKYCは、元大銀行のローン申請プロセスを加速させ、情報セキュリティを強化し、利用者の体験向上にも寄与しています。本連携は将来的なオンライン口座開設やデジタルサービスの基盤づくりに貢献すると考えています。」\

企業情報



サイバーリンクは1996年に設立された台湾の企業で、AI顔認証技術とマルチメディアソフトウェアのリーダーとして知られています。日本法人は1998年に設立され、様々なソフトウェアを開発・販売するなど、日本市場でも確固たる地位を築いています。


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会社情報

会社名
サイバーリンク株式会社
住所
東京都港区芝大門 1-16-3芝大門116ビル3F
電話番号

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