注文住宅購入者の実態調査
不動産情報サービスのアットホーム株式会社が実施した調査によると、過去2年の間に家族で住むための注文住宅を購入した人々における実態が明らかになりました。対象となったのは、2022年6月以降に住宅を購入した400名で、調査はインターネットにて行われました。
注文住宅の探し方
調査では、62.5%の人が自ら土地を探したと回答しています。自分で土地を見つけるための方法として最も選ばれたのは「施工を依頼する工務店やハウスメーカーに相談する」(41.6%)でした。次いで「不動産ポータルサイトから探す」(34.4%)、さらに「不動産会社のホームページから探す」(30.4%)と続きました。
また、工務店やハウスメーカーの選択肢として「住宅展示場を訪問する」という方法が54.0%と最も多くの支持を集め、工務店やハウスメーカーの公式サイトを訪れることも重要な手段として認識されています。親や友人からの紹介に頼る買い手はまだ少数派です。
注文住宅のこだわり
多くの購入者が持つ特に強いこだわりは三つに絞られます。最も多かったポイントは「オール電化にした」というもので、これに「コンセントの位置や数にこだわった」(2位)、さらに「省エネ性能に優れた住宅にした」(3位)という結果が続きます。省エネ性能に関しては、2025年から全ての新築住宅への省エネ基準適合が義務付けられることも影響しているでしょう。
さらに興味深いのは、購入した住宅の各要素におけるこだわりは夫と妻で異なることです。例えば、駐車場や建物の構造に高い興味を示すのは夫が多く、一方でキッチンや間取りについては妻の方が強くこだわっています。
オンライン打合せの実施
最近の流行として、工務店やハウスメーカーとのやり取りにオンライン会議を利用するケースも増加しています。28.3%の購入者がオンラインでの打合せを経験しており、その平均回数は6.5回にのぼります。遠隔での打合せにより、時間効率が良くなるといった意見も多く聞かれました。
今後のリフォーム計画
注文住宅を購入した後の将来を見据えて、44.0%の人がリフォームを計画していることも分かりました。リフォームを希望する具体的な理由としては、「子ども部屋を2つに分けたい」「電気自動車を購入したらEV電源を設置したい」といった意見が寄せられています。
結論
アットホームの調査結果から、購入者が土地や住宅選びにおいてどのような検討を行い、どのような点にこだわりを持っているかが浮き彫りになったことが分かります。特に、今後の省エネ住宅への関心の高まりやオンラインでのコミュニケーションが進んでいくことは、現代の注文住宅購入者にとって極めて大切なポイントとなることでしょう。