中村印刷所の新たな挑戦
2016年1月、日本の印刷会社・中村印刷所は、あるツイートをきっかけに大きな注目を浴びました。このツイートから火が付き、同社が製造した「おじいちゃんのノート」と「水平開きノート」は瞬く間に大ヒット商品となりました。しかし、成功の裏には厳しい時期もあり、廃業の危機を乗り越えたという経緯があります。
クラウドファンディングの立ち上げ
中村印刷所は、世界の子供たちに水平開きノートを届けるため、アメリカ、中国、韓国において特許を取得しました。この特許取得にかかる費用を集める目的で、2019年2月25日よりクラウドファンディングを開始しました。プラットフォームは、朝日新聞社が運営するA-port。目標金額は630万円で、期間は2019年6月24日まで設定されています。
プロジェクトの詳細は
こちらで確認できます。
中村社長の vision
中村社長である中村輝雄氏は、「私には夢があります。それは、私たちのつくったノートで勉強した子供たちが、誰も成し遂げられなかったような仕事を達成することだ」と語っています。彼の想いは、水平開きノートが子供たちの成長を手助けし、ひいては世の中を良い方向に導くことです。
「そうすれば世の中は、今よりももっともっと良くなって行くことでしょう」と、中村社長は強い信念を持っています。
この社長の情熱は、製品への思い入れから生まれています。
水平開きノートの特性
水平開きノートは、従来のノートが抱えていた中心部分が持ち上がり、書きづらい問題を解決するために開発されました。特許技術に基づき、このノートは開いた際に中心部分が膨らまず、全体が平らに開くため、書きやすさが向上しています。これは、多くの学生やクリエイターにとって、非常に使いやすい設計です。
このノートは、子供たちが勉強に集中できる環境を提供することを目指しており、学びの場に革命をもたらす可能性を秘めています。
まとめ
中村印刷所は、自らの過去を基に未来への希望を抱き、クラウドファンディングを通じて新たな挑戦を行っています。彼らの活動は単なる製品販売に留まらず、教育現場にも影響を与える意義深いものであり、多くの人々の支援が期待されます。是非、その夢に参加し、さらなる成功を見守りたいものです。