久留米空襲演劇再演
2025-07-02 10:42:35

久留米空襲を題材にした演劇が再演!平和の思いを届ける

久留米空襲を舞台にした演劇が再演へ



今年で戦後80年を迎える中、久留米市では「青色と灰色の境界線 -Inherit the heart-」という演劇が再演されることが決まりました。この作品は、過去に「久留米大空襲」を題材にした演劇を基にしており、地元の人々の平和への思いが込められています。

地元の若者たちによる新たな挑戦



演劇の脚本と演出を手掛ける林将平氏は、久留米出身でありながら東京で活動している若手の才能。2023年版の舞台は、久留米市内で育った子役たちによって演じられ、彼らの成長と共に再演に挑むことになります。作品は、2024年に舞台映像の上映会や新キャストのオーディションを実施して、次世代への引き継ぎも図る計画です。

演劇の再演は、子どもたちに戦争や平和について考える機会を提供することを目的としており、「次の世代へ『いのち』を繋ぐプロジェクト」としても注目された活動の一環です。

市長からの応援メッセージ



久留米市長の原口新五氏は、「青色と灰色の境界線」は昭和20年8月11日の久留米市を舞台にしており、この日、6.36万発の焼夷弾が投下されたことを思い起こさせると述べています。この作品は戦争の記憶をきちんと後世に伝える大切なツールであるとし、観客に戦争の悲惨さと平和の尊さを見つめ直す機会を提供するとっています。

作品詳細



今年の再演は特に意義ある年であり、久留米市長が応援メッセージを送っています。この演劇は、久留米空襲の悲劇を忘れず、平和の重要性を伝えるための活動を継続しています。

公演は2025年8月13日から15日にかけて行われ、久留米シティプラザの久留米座で上演されます。チケットは前売りで大人が2,800円、小中高校生が1,000円という手頃な価格で提供されています。

平和についての新たな資料展示



再演時には、ロビーで平和についての資料展示も行われ、子どもから大人まで、久留米の歴史や空襲について学ぶ機会が用意されます。平和の大切さを学ぶためのサポートを提供するため、ピースフルくるめ推進協議会との協力のもと、さらなる平和啓発の活動を進めていきます。

「青色と灰色の境界線」は、戦後を生きる私たちが枯渇しつつある戦争の記憶をどう受け継ぎ、次の世代に渡すかという重要なメッセージを持った作品でもあります。久留米市と舞台製作チームの取り組みが、より多くの人々に届くことを心から願います。

公演概要



  • - 公演期間: 2025年8月13日(水)〜15日(金)
  • - あらすじ: 1945年、久留米市で一人の女性が空襲を振り返り、平和の重要性を語ります。
  • - 公演会場: 久留米シティプラザ 久留米座 〒830-0031 福岡県久留米市六ツ門町8-1 3F
  • - チケット情報: 販売は劇場の窓口、およびネットでの事前購入が可能です。

この演劇が長い年月にわたって語り継がれ、未来の世代へと受け継がれ続けることを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
合同会社AI KAGo Project
住所
福岡県久留米市諏訪野町1981-6
電話番号
070-9080-5497

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。