フィリピンの複合災害
2025-11-12 11:32:27

フィリピンで複合災害が発生。緊急支援活動を強化中

フィリピンでの大型台風による災害と支援状況



フィリピンで、2025年のセブ島沖地震に続き、今年最大級の台風25号と台風26号が連続で襲来しました。これにより、多大な被害が発生し、100万人以上が避難を余儀なくされています。2025年9月30日に発生した地震の悪影響が残る中、11月に台風が上陸し、屋外での復旧活動が妨げられています。

政府の発表では、亡くなった方が204人に上り、行方不明者も100人以上います。特に被害の激しい中部セブ州では、広範囲にわたる水没や建物の損壊、土砂崩れが確認されており、被災地の復旧は困難な状況です。フィリピン政府は、この状況を受けて、全国的な災害事態を宣言しました。近年の気候変動の影響で、急激な台風の発生が繰り返されるリスクが高まっていることも、この複合災害の一因です。

PBVの取り組み



公益社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)は、現在、現地のパートナー団体との協力を通じて、緊急支援活動を行っています。9月発生の地震に対して行った浄水器の設置や緊急物資の配布を受け、今回の台風被害に向けた支援をさらに拡大しました。スタッフを現地に派遣し、被災状況の調査を行いながら、災害の影響を受けた人々への給水支援や物資配布を実施します。

また、PBVは、台風による新たな被害を受け、家屋修繕支援の活動内容を再調整し、被災者の生活再建をサポートするための支援を展開しています。被災地のニーズに応じた柔軟な対応が求められています。

募金のお願い



「人こそが人を支援できる」という理念のもと、PBVは、被災地の人々が早期に安全な暮らしを取り戻せるよう、引き続き支援を行っていきます。皆さまからの寄付は、現地の喫緊のニーズに応じて、緊急支援やその後の生活再建に活用されます。状況に応じて支援内容を変更することもありますので、最新の情報を確認してください。

支える会員の募集



また、PBVでは、発災直後に素早い支援を行うために、災害支援サポーターを募集中です。定期的な寄付により、緊急支援活動を支えることが可能となります。詳細は特設サイトをご覧ください。

連絡先



公益社団法人 ピースボート災害支援センター(PBV)


画像1

会社情報

会社名
公益社団法人 ピースボート災害支援センター
住所
東京都新宿区高田馬場3-13-1-2F-A
電話番号
03-3363-7967

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。