株式会社アーケム設立、ウレタン事業の新たな挑戦を開始

新たな企業の始動 - 株式会社アーケム

株式会社アーケムが正式に設立され、その目的とビジョンが明らかになりました。2022年8月1日から営業を開始したこの会社は、株式会社ブリヂストンの化成品ソリューション事業を前身とし、ウレタン事業を専業とする新たな企業として位置付けられています。

草野暁代表のビジョン

代表取締役 Global CEO の草野暁氏は「世界中のあらゆる場面に快適さを広げる」というビジョンを掲げ、全従業員と共に「化学素材の可能性に挑み、心に残る快適さを生み出す」というミッションを果たすことへの決意を示しました。これまでの経験を生かして開発される新製品は、市場におけるさまざまなニーズに応えるものと期待されています。

信頼関係の重要性

アーケムはお客様との信頼関係を最重要視し、誠実さをもって社会の課題に取り組む姿勢を強調しています。企業が成長するためには、お客様との信頼関係が不可欠であり、今後もその信頼を深める努力を続けるとしています。アーケムの理念には、多様な産業のニーズに応えるために、スピーディかつ効率的な問題解決能力が重視されています。

事業内容と製品ライン

株式会社アーケムが展開する事業には、以下のような製品が含まれます：
1. 車輛用シートパッドや天井用ウレタンロールなど、特に自動車産業向けの高機能素材。
2. 産業用および一般用のウレタンフォーム素材。これにより、さまざまな応用が可能となります。
3. プリンタおよびカートリッジ向けの関連消耗品。
これらの製品は、ウレタンの特性を最大限に活かし、他社との差別化を図ることが目指されます。

経歴と実績

草野氏は東京工業大学大学院で化学工学を専攻した後、2000年にブリヂストンに入社。以来、精密部品の開発や海外拠点の管理に携わり、豊富な経験を積み上げてきました。このような背景を持つ草野氏が指揮するアーケムは、ウレタン業界のリーダーシップを取るべく、革新を追求し続けることでしょう。

まとめ

新たに生まれた株式会社アーケムは、技術力とお客様への信頼を基盤に、ウレタン事業に特化した専業企業としての道を歩み始めました。将来的には、その製品群が市場において重要な役割を果たすことが期待されており、業界全体に新風を吹き込む存在になって欲しいと願います。私たちは新生アーケムのさらなる挑戦と成長を見守っていきたいと思います。