岡山大学がNEDO事業説明会を開催し産学連携を強化

岡山大学が産学連携を深めるNEDO事業説明会を開催

2025年12月16日、岡山大学津島キャンパスにて「NEDO事業説明会」が行われました。このイベントは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）が令和8年度に展開する各種事業や制度を紹介するものでした。

NEDOは日本国内における産業技術やエネルギー技術の中核的支援機関です。研究者や企業と連携して事業化を進めるための多岐にわたる支援制度を提供しています。この日、説明会には岡山大学の研究者やOI-Startの会員企業から約20名が参加しました。

当日は、 NEDOデスクの清水明専門調査員が講演を行い、研究シーズの創出支援から始まり、スタートアップの育成、社会への実装、マッチング支援などについて詳細に説明しました。参加者は、事業や制度の特徴、申請時の重要なポイント、活用に際しての具体的な視点などを学ぶ貴重な機会となりました。

また、この説明会では、参加者同士の情報交換も活発に行われました。岡山大学の産学連携コーディネーターも参加していたため、企業との連携可能性や支援体制について具体的な意見が交わされました。特に個別相談会では、参加者が自分の研究テーマや事業構想をもとに専門家に相談できる機会が設けられ、好評でした。「支援制度の理解が深まり、次のステップが明確になった」という参加者の声もあり、非常に充実した内容となっていました。

今後、岡山大学では社会実装の推進やスタートアップの創出を積極的に進めていく方針です。また、NEDO支援制度の活用を推進し、地域の企業や研究者との結び付きをさらに強化していくことを目指しています。これにより、地域の発展と共に新たな技術革新を生み出す大学としての役割も果たしていくでしょう。

このように、岡山大学の取り組みは、地域の中核研究大学としての役割を果たすべく、ますます拡大しています。今後の進展が期待される中、岡山大学の産学連携や研究の社会実装に対する皆様の支援もお待ちしております。