AIシンガー『ジャスパー』、VoiSonaで本格デビュー！新たな音楽体験を提供

AIシンガー『ジャスパー』がVoiSonaでリリース！

近年、音楽とテクノロジーの融合が進む中、クリエイターたちに新たな創作の場を提供するAIシンガー『ジャスパー』が、エンタメスタートアップのStudio ENTREによってVoiSonaからリリースされました。このプロジェクトは、アニメ『カレイドスター』『バジリスク〜甲賀忍法帖』などで名を馳せる株式会社ゴンゾとの協業によるもので、AIが生成する音声を活用した新しい音楽体験を提供します。

ジャスパーの特徴とは？

『ジャスパー』は、感情の変化を具現化したキャラクターです。常に鬱々とした気分に覆われた彼は、冷徹な態度を持ちながらも内面は複雑で、不安定な感情の渦に飲み込まれそうになっています。その精神状態は、固体・揺動・鼓動・覚醒の4つの異なる「状態」を行き来し、それぞれの状態ごとに感情や行動に劇的な変化をもたらします。こうした設定が彼の独特な魅力を引き立てており、クリエイターたちに新たな音楽表現の可能性を広げることでしょう。

新しい音の創造を目指すコンテストも開催！

また、第一弾キャラクターの『トパーズ』に続き、今後も『ジャスパー』に関連した公式ソングコンテストやミックスコンテストなど、クリエイター向けのイベントが計画されています。これにより、音楽制作の楽しさを全てのクリエイターが体感できるようになると期待されています。

初公開楽曲『えふ』について

ジャスパーの登場に伴い、公式楽曲『えふ』もリリースされました。この楽曲は、GONZOのSAMURAI cryptosレーベルから発表されたもので、プロデューサーのU-SKE（浅田祐介）が手がけた本格的なJ-POPバラードです。この楽曲にはジャスパーの特性を活かした歌唱が組み込まれており、エヴァーグリーンな響きが魅力となっています。

ジャスパーの声を演じる声優・光永泰一朗さんも、「すごい、僕だ!!」とその再現力に驚きを隠せませんでした。彼はこのAIシンガーを通じて多くの人々に感動を届けられることを期待しており、その先には自らのデュエットの夢も描いている様子です。

GEMVOXプロジェクトについて

本プロジェクト、GEMVOXは、次世代音声合成技術を駆使したAIシンガーたちが所属するレーベルです。スタートアップのStudio ENTREが拠点となり、音楽や映像といった様々なエンタメビジネスを展開。既に多くのクリエイターが参加し、次々と作品が生まれています。

クリエイターの自由な発想を促す仕組み

AIシンガー『ジャスパー』では、クリエイターたちが自由に使える音声合成ソフトウェアも提供されています。精度が高く、実際の歌声と見分けがつかないレベルの声が自由に使えるという点が大きな魅力。音楽制作の新しい可能性を提供し、未来の音楽シーンを変えていくことでしょう。

Studio ENTREとGONZOの未来への挑戦

Studio ENTREは、エンタメ領域における多様なビジネスアイデアを持つイノベーターと連携し、新規事業を立ち上げるスタートアップスタジオです。一方で、GONZOは国際的なネットワークを活用し、高品質なデジタルコンテンツを提供するグローバル企業。双方の協力により、これからの映像や音楽の未来が切り拓かれることが期待されます。