シニアジョブがシニアケアマネジャーの人材紹介をスタート
2025年3月21日、株式会社シニアジョブは、シニアケアマネジャーの人材紹介を正式に始めると発表しました。厚生労働省と日本総研の試算によると、2040年度までに日本ではケアマネジャーが8万人以上不足する見込みです。この深刻な人手不足を解消するため、シニアジョブはシニア層のケアマネジャーの転職支援を行います。
シニアジョブエージェントのサービス内容
シニアジョブが展開する「シニアジョブエージェント」は、50歳以上のシニアに特化した人材紹介・派遣のサービスです。これまで訪問看護師や医師、看護師の介護施設での採用支援など、地域医療介護に特化した人材紹介の実績があります。今回のケアマネジャーに関する人材紹介も、これまでの豊富な経験を活かしています。
シニアジョブエージェントを利用する介護施設や居宅介護支援事業所においては、50歳以上のケアマネジャーへの理解がある事業者が多く、シニアの求職者も安心して選考に臨むことが可能です。専用の登録ページでは、約1分で簡単に登録ができるよう設計されています。
人材紹介開始の背景
近年、ケアマネジャーの人手不足や負担の増加が問題視されています。法定業務外の仕事が増えることで、ケアマネジャーの業務は繁忙を極めています。さらに、介護報酬の改定により、担当件数が増加したものの、実質的な処遇改善がないため、現場ではより一層のストレスが強まっているという状況です。
加えて、ケアマネジャーの有資格者自体の高齢化も進んでおり、少子高齢化の影響が顕著に見られます。しかし、シニア層は今も精力的で、健全なシニアが増える中で、ケアマネジャーとしての活躍が期待されています。シニアジョブエージェントでは、シニアケアマネジャーの需要が高まっていることを実感しており、彼らの雇用促進に取り組む姿勢を示しました。
中島康恵社長のコメント
シニアジョブの中島康恵代表取締役は、2016年からスタートしたシニア専門の人材紹介・派遣サービスの進展を踏まえ、「現在のシニア層は非常に活力に満ちている」と述べています。一方で、介護が必要な年齢層の高齢者も増加しているため、介護業界全体の人手不足問題に真摯に向き合っているとのこと。
また、中島氏は、「シニアを採用したいという声は増えており、実際にシニアケアマネジャーの即戦力としての力を知ってもらえると信じている」とも付け加えました。シニアにとって活躍の場が広がるよう、今後の取り組みが期待されます。
会社の概要
シニアジョブは、東京都新宿区に本社を構える企業で、50歳以上のシニアに特化した人材紹介・派遣を提供しています。2016年から9年をかけ、求職者と企業の登録数はそれぞれ10万件を超え、シニア層の専門職・専門技術者の再就職支援で豊富な実績があります。
ケアマネジャーを目指すシニアの方、またシニアを採用したい事業所の方は、公式ウェブサイトでの登録をお待ちしています。
シニアジョブエージェントの公式ページはこちら
連絡先
a.
シニアジョブ広報部
b.
中島康恵
c.
電話: 080-4107-5851
d.
メール: m-abiko@senior-job.co.jp
e.
URL:
シニアジョブ