AGORA Hon-atsugiで新たな起業家の挑戦が始まる
神奈川県厚木市の起業家創出拠点「AGORA Hon-atsugi」では、地域発の起業家育成を目指す新しいチャレンジャーたちが決定しました。今回採択されたのは8名で、それぞれが独自のビジョンを持ち、地域や社会の課題に向けた新たなプロジェクトに取り組むことになります。
県が推進する「HATSU起業家支援プログラム」の一環として、これらのチャレンジャーたちは約6ヶ月間にわたり、起業に必要なスキルを身につけることができる講座や専門家からのメンタリングを受けることになります。彼らの目標は、新ビジネスの立ち上げとその実現です。
採択された8名のチャレンジャーたち
それぞれのチャレンジャーとその取り組む事業内容は以下の通りです:
- - 池江 なつみ:衣料廃棄物の削減に向けた衣服循環地域コミュニティの運営。
- - 宇佐美 萌美:寄付文化の醸成に向けたSNS投稿アプリの開発。
- - 北村 奈那:高齢者向け運転能力診断・免許返納サポートアプリの開発。
- - 坂本 健一:県央地域活性化に向けた自治会等地域活動団体の情報発信・広報支援サービス。
- - 高橋 賢剛:カメラを用いた画像処理とセンサーでのモニタリングを組み合わせた居眠り防止装置の開発。
- - 増子 寿和:障害者雇用率向上と労働力不足解消を目指した企業向け障害者定着支援サービス。
- - 山本 亮介:保育士のアイデアを生かした工作キットの製作と販売プラットフォーム。
- - 鷲沼 輝勝:持病のあるペットを看病する飼い主と動物病院を繋ぐサポートアプリの開発。
この8名は、起業支援プログラムを経て、実際に事業化に向けた具体的な行動を起こします。支援期間中は「AGORA Hon-atsugi」を無料で利用できるため、よりスムーズに活動を進めることができるでしょう。
起業家の育成を進めるHATSUプログラム
神奈川県では、起業を目指す方々に向けて、3つの拠点(鎌倉、厚木、小田原)で多岐にわたる支援プログラムを実施しています。これにより、起業家同士の交流を促進し、地域ごとの起業家コミュニティの形成を図る取り組みが進められています。
また、令和6年度に前期のチャレンジャーたちがどのような成果をあげたか、成果発表会が10月19日に予定されており、来場者に新たなビジネスアイデアの展示が行われる予定です。
このように、AGORA Hon-atsugiは地域のための起業家を支援し、地域発のビジネスが盛り上がることを目指しています。新たな挑戦者たちの活躍に、今後も目が離せません。詳細や最新の情報は、神奈川県の公式サイトをチェックしてください。
問い合わせは、神奈川県産業労働局産業部のベンチャー支援担当まで。