歴史を辿る特別クルーズ!黒船で行く横浜港探訪の魅力
横須賀発、ペリーが初上陸した歴史的な地、久里浜から横浜へ向かう特別なクルーズが、2025年9月7日に開催されます。このクルーズは、東京湾フェリー株式会社が運航する「黒船で行く!横浜港特別クルーズ」で、1854年にペリー提督が横浜に上陸した際の航路をリアルに体験できる貴重な機会です。
クルーズのハイライト
今回の特別クルーズでは、通常は運航しない航路を利用し、「しらはま丸」に乗船して横浜を目指します。参加費は大人8,800円で、弁当やドリンクが含まれています。途中、首都防衛の要塞「第二海堡」や、横浜ベイブリッジの下を通過しつつ、美しい洋上の景色を楽しむことができます。
ペリー来航の歴史を感じる
特に注目したいのは「しらはま丸」が、実際にペリーが上陸した当時の黒船「サスケハナ号」とほぼ同じ大きさであることです。この船に乗り込み、1853年にペリーが日本に初めて上陸した久里浜から航海を始めます。航海の中で、アナウンスではペリー来航時の出来事や海洋環境についての解説も行われるので、歴史的な背景を感じながら楽しむことができます。
航海中の見どころ
久里浜港を午前10時に出港すると、間もなく第一ポイントの「アシカ島」が目に入ります。ここは172年前、黒船が久里浜に上陸する前に停泊した場所です。その後、横須賀の街並みを眺めながら、第二海堡へ近づきます。この要塞は明治から大正にかけて首都を守るために建設されたもので、今は立ち入ることができないだけに、その神秘性も感じられることでしょう。
さらに、横浜ベイブリッジに接近する際には、普段見ることができない機会を楽しむことができます。大さん橋や山下公園の近くを航行し、観覧車やランドマークタワーを見下ろす殊勝な景色が広がります。
船内イベントも充実
このクルーズでは、航海の途中に船内で多彩なイベントも開催されます。島巡りシンガー「ORICA」によるミニライブや、楽団による演奏、さらにはフラダンスショーなど、視覚だけでなく聴覚でも楽しめる充実のコンテンツが用意されています。また、帰路では豪華景品が当たる抽選会も実施されるため、終始楽しみ尽くすことができるでしょう。
参加情報
特別クルーズの詳細は、オンラインショップや電話で申し込みが可能です。参加資格は500名で、最少催行人数が300名とされています。大人料金は8,800円、小学生は5,000円で、幼児は大人1名につき1名無料で参加できます。特に小学生にはお土産として黒船チョコクランチがプレゼントされますので、お子様も楽しむことができます。
会社情報
このクルーズを企画した東京湾フェリー株式会社は、神奈川県横須賀市に本社を置き、1957年からカーフェリーの運行を行っています。横浜港特別クルーズを通じて、東京湾の魅力を多くの人とシェアし、特別な時間を提供することを目指しています。
このクルーズは単なる観光だけでなく、歴史を感じ、特別な体験を共有する貴重な時間となるでしょう。興味のある方はぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか?