2027年卒学生の就職活動実態調査
株式会社学情が実施した2027年度卒業予定者向けの調査結果が発表されました。この調査は、学生がどのように就職活動を行っているのか、また企業側はどのように対応しているのかを明らかにするためのものです。学生と企業の人事担当者を対象にインターネットアンケートを実施し、エントリーや面接などの行動を分析しました。
プレエントリーの傾向
2027年卒の学生がプレエントリーした企業の数の平均は21.6社で、前年の24.6社から減少しています。このことから、学生がより慎重に企業を選別している傾向が見て取れます。「1〜10社」に絞る学生が32.0%を占め、これは前年に比べて約10ポイント増加しています。かつては「11~20社」が最多でしたが、現在はその割合が減少傾向にあるのが特徴です。
セミナー参加状況
企業セミナーへ参加した社数は平均17.0社で、こちらは前年と変わらない結果となっています。特に「1~10社」に参加した学生が35.5%を占めています。これは、関心のある企業により集中して参加する姿勢を示しています。
エントリーシートの提出
エントリーシートの提出社数は平均10.8社で、前年の9.6社から増加しました。このことは、学生たちが接点を選定し、良いと思った企業には積極的に応募する意志を持っていることを示唆しています。特に「1~5社」への提出が増加し、戦略的に行動している様子が伺えます。
面接の実施状況
面接を受けた社数は平均7.8社で、前年の8.4社からやや減少しています。「1~5社」に面接を受けた学生の割合が36.3%で最も多数を占め、学生が多くの企業にアプローチしつつも、選択を絞っていることが再確認できます。
まとめと今後の展望
全体をまとめると、2027年卒学生の行動は「プレエントリー22社→セミナー参加17社→エントリーシート提出11社→面接受験8社」が平均的な姿でした。これはプレエントリー段階での企業絞り込みが進みつつも、その後の活動量はほぼ前年並みであることを示しています。今後も企業と学生の間でどのようにコミュニケーションが変化していくのか、注目が集まります。
調査概要
この調査は2023年6月に行われ、有効回答数は259件。調査期間は2026年6月8日から21日までで、Webアンケートによるものです。調査結果は、就職活動を行う学生にとっての貴重なデータとなります。
株式会社学情について
株式会社学情は、東証プライムに上場している企業で、280万人の会員を抱える「Re就活」を中心に、若手人材の採用活動を支援しています。合同企業セミナーを始め、さまざまなイベントを開催し、求職者と企業のらしさをつなぐ役割を担っています。