MIRAITRONCが新たに設立したファンド
株式会社MIRAITRONC(東京都千代田区)は、1号ファンドである「MIRAITRONC1号投資事業有限責任組合」の二次募集を完了し、出資約束金の総額約24億円を集めて新たなファンドを設立しました。このファンドは、2022年6月末の最終募集へ向けて引き続き出資者を募集中です。
主な出資者の顔ぶれ
出資者には、東京理科大学インベストメント・マネジメント株式会社をはじめ、岡地証券株式会社や極東証券株式会社、光世証券株式会社、内藤証券株式会社、山和証券株式会社といった著名な金融機関が名を連ねています。また、上場企業の創業者なども出資に参加しています。
設立の背景
現在、日本では「Society 4.0」から「Society 5.0」への進展が見られます。これは、IT技術が進化する中、リアルタイムでデータ収集を行い、そのデータがサイバー空間と物理空間で循環する社会を目指すものです。MIRAITRONCはこの流れを受けて、特にコンピュータ・サイエンス分野において先端技術の社会実装を促進する企業へ、厳選した集中投資を行っていきます。
アドバイザリーボードの設置
さらに、テクノロジー業界の経営に精通した専門家からなるアドバイザリーボードを設け、寺田航平氏(寺田倉庫株式会社代表取締役社長)、加藤隆哉氏(ミドクラジャパン株式会社代表取締役)、西川徹氏(株式会社Preferred Networks代表取締役CEO)ら3名を迎えます。このボードは、投資候補先の経営や技術評価に独立した立場から助言を行います。その運営については、利益相反が生じないよう適切に行われる方針です。
主要メンバーのプロフィール
- - 井上 瑞樹(いのうえ みずき) 代表取締役は慶應義塾大学経済学部を卒業後、博報堂に入社。デジタル・プラットフォーマーの業務を担当し、その後Kudan株式会社で社長を務めた経験を持つ。
- - 鍵和田 尚秀(かぎわだ なおひで)は、野村證券での経験を経て、M&Aや資金調達に関わってきたプロフェッショナルです。
- - 宮林 隆吉(みやばやし りゅうきち)は、電通にて先端テクノロジーのグローバル・リサーチに従事し、スタートアップとの協業による事業開発を進めてきました。
MIRAITRONCの今後
MIRAITRONCは、このファンドを通じて次世代のテクノロジー企業の創出や新産業の発展に寄与していくことを目指します。企業としての成長とともに、テクノロジーの社会実装を加速させる役割を果たすことが期待されています。今後の動きに注目です。
会社概要
- URL:
miraitronc.co.jp
- 所在地: 東京都千代田区富士見一丁目3番11号 富士見デュープレックスB’s 4F
- 設立: 2020年10月1日
- 代表取締役: 井上 瑞樹
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