新たな風を運ぶ和菓子
愛知県豊橋市に本社を置く和菓子の老舗、株式会社お亀堂が新たに発売した和菓子『ゆめかなう』が、第28回全国菓子大博覧会・北海道で農林水産大臣賞を受賞しました。この商品は、昨年入社したばかりの22歳の新入社員、芝波田紗恵奈さんによって開発されたもので、彼女の想いが詰まった逸品です。
『ゆめかなう』の誕生
『ゆめかなう』は、豊橋名産のエディブルフラワーを使用した華やかでサステナブルな和菓子です。芝波田さんは「地元の魅力を伝えたい」という熱い想いから開発を始めました。彼女にとって初めての試作や商品開発の過程は、試行錯誤の連続でしたが、最終的には“願いが叶う”という花言葉を持つ白い「ペンタス」を主役に選びました。
魅力的な商品構成
この和菓子は、目にも美しい“宝石のような純白のブーケ”をイメージしています。口の中でとろける桃の錦玉羹としっとりした浮島で包まれた桃餡が、2層構造で楽しめます。また、中央には手作りの「ペンタス」が配置され、金箔があしらわれた美しい表面が光を反射し、まるで夢のような世界を創り出しています。
冷やして食べると、優しい桃の香りと心地よい涼感が広がり、この和菓子を贈ることで“願いが叶う”という願望にぴったりの一品です。お祝い事や贈り物に最適な和菓子として愛されることでしょう。
芝波田さんの心意気
芝波田さんはこの商品の開発に心を込めて取り組んできました。「私が作った和菓子が、どこにお嫁に行くのか…」とドキドキしながらも、豊橋の花を使って誰かの特別な日や日常に笑顔を届けたいという思いが加わっています。
「お亀堂」における和菓子作りのスタイルは、素材本来の美味しさを引き出すことに重きを置いています。多くの手間をかけたこの商品は、販売数量が限られているため、あっという間に完売する可能性があります。そのため、事前にお取り置きの電話も受け付けています。
商品情報
- - 商品名: ゆめかなう
- - 価格: 1個800円(税込)、3個入2600円(税込)
- - 販売場所: お亀堂直営店舗、公式オンラインショップ(リンク)
お亀堂についてのご紹介
株式会社お亀堂は70年以上の歴史を持つ和菓子店で、「挑戦と革新」を理念に掲げています。保存料を使わず、素材の良さを大切にした和菓子を作り続けています。最近では、「ブラックサンダーあん巻き」や「爆弾いちご大福」など、メディアで話題の商品も多く展開しており、地域農家や事業者と協力しながら和菓子の新しい可能性を追求しています。
公式HP:
お亀堂
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