神奈川県が手話の普及を後押しするデザイン募集
神奈川県では、手話が全ての人々にとっての共通言語であることをアピールする新たなシンボルマークのデザインを募集しています。これは、手話を用いる方々と周囲の人々がお互いの人格や個性を尊重しあい、共生する地域社会の実現を目指すプロジェクトの一環です。
手話が「みんなのことば」であることを象徴
この新しいシンボルマークは、「手話がみんなの言葉である」というメッセージを強調し、手話文化の普及促進を目的としています。近年、手話は重要なコミュニケーション手段として認識されており、さらに多くの人々にその価値を理解してもらう必要があります。
1. 募集要項
募集内容は、手話を象徴するデザインの提案です。応募資格は、神奈川県に在住・在学・在勤の方に限られています。特に未成年の方は、必ず保護者の同意を得てから応募を行ってください。
2. 募集期間
応募期間は令和7年7月7日(月曜日)から9月16日(火曜日)までと設定されています。このチャンスを通じて、多くの方々が手話について考え、表現する機会となることを期待しています。
3. 応募方法
詳しい応募方法については、神奈川県の公式ウェブサイトを覧ください。そこには、提出形式や必要な情報が詳しく説明されています。ぜひ、あなたのアイデアを形にしてみてください。
応募詳細はこちら
4. 結果発表
選考は審査員によって行われ、選ばれた作品は令和7年11月中に発表される予定です。採用されたデザインは、県の手話事業を広報するウェブサイトやSNS、イベントなどで使用されることになります。さらに、採用者にはQUOカード1万円が贈呈され、特別な記念イベントでの発表の場も設けられます。
5. 法律に基づく手話推進の背景
最近、令和7年6月25日に施行された手話施策推進法により、手話が重要な言語として位置付けられ、その舌の習得や文化の保存が強調されています。今後も、神奈川県は手話の普及に向けた活動を続け、すべての人々が手話にアクセスし、支援を得られるよう努めていく所存です。
問い合わせ先
何か不明点や質問がある場合、神奈川県福祉子どもみらい局福祉部地域福祉課の調整グループ(電話045-210-4804)までお問い合わせください。手話の未来を共に築くために、皆さんのご参加をお待ちしています。