新たな健康経営を支える「無配当団体3大疾病保険」の登場
SOMPOひまわり生命保険株式会社は、2026年1月13日より「無配当団体3大疾病保険」を発売します。これは、従業員が3大疾病に罹患した際に支給される一時金を特徴とし、治療と仕事を両立させるためのサポートを提供します。また、健康診断の結果に基づいて保険料が割引される「団体健康診断割引特約」を通じて、企業の健康経営を後押しする仕組みも整えています。これにより、企業とその従業員全体をトータルで支援する新たな保険商品が登場することとなります。
「無配当団体3大疾病保険」の主な特徴
1. 一時金で備える3大疾病
この保険では、万が一従業員が悪性新生物、心筋梗塞、脳卒中などの3大疾病に罹患した場合に、一時金が支給されます。この資金は、治療にかかる費用や仕事を休むことに伴う収入の減少をカバーします。これにより、従業員は安心して治療に専念しながら、業務を継続できる環境を整えることができます。
2. 健康診断による保険料割引
「団体健康診断割引特約」により、企業の定期的な健康診断や人間ドックの結果が保険料に影響を与えます。企業が健康診断レポートを提出し、条件を満たすことで、優良者率に応じて保険料を割引。これにより、企業は健康課題の可視化が可能になり、健康経営をさらに推進することができるのです。
3. 健康管理クラウドを活用
へルスケアと連携するこの保険は、ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社が提供する「Growbaseネクスト新バリューパック」を使用することで、健康診断レポートの作成が簡単になります。このツールは従業員の健康データを集計し、企業全体の健康状態を見える化します。さらに、個々の従業員は「chocoZAP」を通じて、運動習慣を取り入れることが可能となり、健康維持に貢献します。
開発の背景
SOMPOひまわり生命は、お客様の安心な未来に向けた備えに加え、日々の健康を応援することを目指しています。「Insurhealth®(インシュアヘルス)」というコンセプトを掲げ、健康を支える新たな保険価値を提供することが大切だと考えています。近年では、3大疾病の罹患率が上昇しているため、早期発見や予防がより一層重要視されています。診断技術の向上に伴い、治療を受けながらも継続的に働くことができるケースが増えてきました。
しかし、職場における理解や環境整備が不足しているため、治療を受ける従業員が離職に至る事例もちらほら見受けられます。2026年4月からは「治療と仕事の両立支援」が企業の義務となるため、今後は復職支援や両立支援体制を整備する企業が求められます。そのため、このような背景から新しい保険商品が誕生しました。
「無配当団体3大疾病保険」は、従業員が安心して治療と仕事を両立できるように設計されています。その保険金の保障内容により、より良い働く環境を促進することが期待されます。企業の健康経営を支える一助となり、今後の発展に寄与することでしょう。
まとめ
「無配当団体3大疾病保険」は、企業と従業員の双方を考慮した画期的な商品です。これにより、治療と仕事の両立がより現実的に実現できるようになり、企業が健康経営を推進するための強力な武器となります。今後、企業に対して求められる健康経営の一環として、この保険がどのように活用されていくのか、大いに注目が集まります。