安藤ハザマによる韮崎中央体育館太陽光発電プロジェクト
東京都港区に本社を構える安藤ハザマが、韮崎市における太陽光発電事業を進めています。この事業は、韮崎中央体育館、別名東京エレクトロン韮崎アリーナに新たに設置された太陽光発電設備に関連したもので、2025年12月1日から営業運転を開始する見込みです。
本プロジェクトは、安藤ハザマにとって10件目のオンサイトPPA(Power Purchase Agreement)事業となり、これまでの事業の合計出力はなんと6.7MWに達しています。これは、太陽光発電を利用して地元の体育館に電力を供給するという試みを通じて、再生可能エネルギーの普及を促進するものです。
プロジェクトの概要
韮崎中央体育館は、安藤ハザマが主導する「韮崎市営新体育館及び市営総合運動場整備・運営事業」の一環として建設されました。このプロジェクトでは、体育館の屋上に太陽光発電設備が設置され、そこで得られた電力が需要に応じて使用されます。
特に注目すべきは、今回の事業が安藤ハザマにとって初の余剰売電を併用したオンサイト太陽光PPAである点です。体育館の電力需要が少ない時間帯には、発電した電力を固定価格買取制度(FIT制度)を通じて東京電力パワーグリッド株式会社に売電し、最大限の発電能力を活用する計画です。
環境への取り組み
安藤ハザマは、顧客の初期投資を軽減することで、温室効果ガスの排出削減を進め、持続可能なエネルギーの利用を支援しています。2021年に初めてオンサイト太陽光PPAの営業運転を開始して以来、同社はお客様の脱炭素ニーズに応えるため、さまざまな取り組みを展開してきました。
また、「安藤ハザマVISION 2030」では、環境価値の創造を掲げ、持続可能な社会の実現に向けた活動を加速させています。これにより、豊かな地球環境を次世代に引き継ぐための貢献を目指しています。
事業詳細
- - 名称: 韮崎中央体育館太陽光発電事業
- - 所在地: 山梨県韮崎市藤井町南下條897(韮崎中央公園)
- - PPA事業者: 株式会社安藤・間
- - 電力需要家: 韮崎市
- - 想定年間発電量: 約228.9万kW
- - 運転開始: 2025年12月1日
このプロジェクトは、地域社会への利便性を提供しつつ、持続可能なエネルギーの利用を促進する重要な取り組みと言えます。安藤ハザマは今後も、このようなプロジェクトを通じて、環境に優しい社会の実現に向けて尽力していくことでしょう。