矢後直規の展覧会
2026-09-01 11:42:53

矢後直規が東本願寺で初のグラフィック展を開催、不完全さが生み出す新たな美の世界

矢後直規による展覧会『Pangraphics』のご紹介



2026年11月1日から11月8日まで、京都市下京区の東本願寺大玄関にて、グラフィックデザイナー・アートディレクターの矢後直規による展覧会『Pangraphics』が開催されます。この展覧会では、矢後が掲げる「不完全さの受容」というテーマのもと、日本の伝統文化と現代のグラフィックデザインを融合させた新しい美術作品が展示されます。

展覧会の背景と目的



近年のグラフィックデザインは、グローバリゼーションや新しいテクノロジーの進展によって均一化しつつあります。その中で、人間的な感覚や文化的な価値が再評価されている時代において、矢後直規は日本独自の自然観や思想をグラフィックデザインに取り入れようとしています。彼はこれまで、デザインのなかに人間的なミスやエラーを受容することを大切にしてきましたが、本展ではその考え方をさらに深化させています。

展覧会内容



本展では、屏風や掛け軸、着物、団扇など、日本の伝統工芸品と協働しながら、矢後の独自の視点から現代のグラフィックデザインを問い直す作品が登場します。特に目を引くのは、宇野千代ゆかりの淡墨桜をモチーフにした大屏風です。この作品は、桜を通じて儚さと美、そして生と死の重なりを表現しています。

また、京都の秋を感じさせる紅葉を描いた新作も披露され、江戸時代の琳派の技法を用い、古代から伝わる岩絵具を活かした表現が行われます。このように、伝統と現代、アナログとデジタルを融合させる矢後のアプローチが見どころです。

会場の特徴



展示会場となる東本願寺大玄関は、1867年に建立された国指定の重要文化財です。文化的な価値の高いこの場所での個展は、今回が初めての試みとなります。過去には漫画家・井上雄彦の展覧会やKYOTOGRAPHIEなどが行われており、限られた文化プロジェクトの一環として使用されていますが、個展としての開催は大きな意義があります。

矢後直規のプロフィール



矢後直規は、静岡県で生まれたアートディレクターで、武蔵野美術大学を卒業後、様々なデザイン事務所で経験を重ね、2025年にPangraphicsを設立しました。彼は、国内外で数多くのデザイン賞を受賞しており、近年ではNHKの連続テレビ小説『ブラッサム』のビジュアルデザインを担当し、注目を集めています。

イベントの詳細



『Pangraphics』は、来る11月の1日から8日まで、東本願寺大玄関で開催され、入場は無料です。休館日や営業時間はなく、毎日10:00から16:00まで開館していますので、ぜひこの機会に足を運んでみてください。矢後直規が日本文化に根ざした新たな視点を持ち込む美術の旅を体験しましょう。


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会社情報

会社名
株式会社Pangraphics
住所
東京都渋谷区上原3-43-4-302
電話番号

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