2025年アスコットソワレ開催!江戸木版画と現代アートのコラボ
東京の中心地、アスコット丸の内東京で、江戸の伝統と現代アートが交差する展覧会、「Ascott Soiree(アスコットソワレ)×江戸木版画・継承される江戸の風景と現代アート」が2025年4月19日から27日まで開催されます。このイベントは、アートを通じて豊かな暮らしを提案するアスコット丸の内東京と、東京 高橋工房/伝統木版画工芸協同組合のコラボレーションによって実現しました。
アスコットは、世界40カ国で展開するホスピタリティグループ「The Ascott Limited」が運営し、グローバルなアート体験を提供しており、今回のテーマは「FINE CRAFTSMANSHIP(ファイン クラフトマンシップ)」です。このテーマのもと、江戸木版画という日本独自の工芸を中心に、新旧のアートを楽しむ空間が設けられます。
江戸木版画の魅力
江戸木版画は、多色摺り木版画技術で、日本文化に根ざしたアート形式です。約200年前、江戸の町民が気軽に楽しめるフルカラー印刷物としての浮世絵が広まり、技術と文化が確立されました。職人による分業制が生み出したこの技術は、江戸時代後期の町人文化との密接な関係の中で育まれ、今日まで続いています。そしてその間、喜多川歌麿や葛飾北斎、歌川広重といった著名な浮世絵師たちが新たなデザインを提案し続けました。
本展では、歌川広重の「亀戸梅屋舗」や「大はしあたけの夕立」といった名作を通じ、江戸木版画の歴史とその美しさが紹介されます。また、令和版浮世絵「東海道五十七次」を手掛けた舘鼻則孝の作品も展示され、現代アートとのコラボレーションを通じて、伝統技術の進化を感じることができます。
展示内容と注目の体験
本展では、江戸木版画の伝統と現代アートが共演する展示が展開されます。特に、舘鼻則孝氏の新作や、建築家・隈研吾のデッサンを再現した作品が目を引く内容です。さらに、4月27日には職人による制作工程の実演が行われ、江戸木版画の技術を間近で見学することができます。
開催期間中、訪問者はアートの制作過程を体験できるワークショップや、パネル、動画を通じた江戸木版画の解説も予定されています。これにより、江戸時代の町人文化と、その後のアートとしての展開を深く理解する機会が得られます。
実施概要
- - タイトル:Ascott Soiree(アスコットソワレ)×江戸木版画 ・継承される江戸の風景と現代アート
- - 日時:2025年4月19日(土)~27日(日)10:00~18:00
- - 場所:アスコット丸の内東京ロビーラウンジ
東京都千代田区大手町1-1-1 大手町パークビルディング22階
伝統と革新が融合するこの展覧会は、東京での文化体験として絶好の機会です。アートを通じて日常生活をより豊かにし、感性を刺激するひとときをお楽しみください。詳細は公式サイトをご覧ください。