グリーンコープのEV化推進
2023-07-18 11:00:02
グリーンコープ、日本初EV充電マネジメントシステム導入で脱炭素化加速!
グリーンコープ、日本初導入の充電マネジメントシステムでEV化を加速
福岡県を拠点とする生活協同組合「グリーンコープ」が、脱炭素社会の実現に向け、大胆な取り組みを進めています。配送車両約550台のEV化を計画、その実現に向けて、日本初となる充電マネジメントシステムを導入したのです。このシステムは、丸紅株式会社とフォロフライ社との協業により実現しました。
導入されたのは、丸紅が提供する充電マネジメントサービス「GOVAN」です。従来の充電システムでは、車両ごとに充電器を指定する必要がありましたが、「GOVAN」は充電器が車両を自動認識。どの充電器に接続しても、車両ごとに最適化された充電計画が実行されます。これにより、ドライバーは充電場所を気にすることなく、効率的な充電が可能となり、業務の円滑化に大きく貢献するでしょう。
さらに、グリーンコープは「GOVAN」と合わせて、フォロフライ社製のEV移動販売車を導入しました。これは日本初のこと。移動販売車での導入は、EV化の取り組みをさらに促進し、地域社会への貢献にもつながるでしょう。
再生可能エネルギー100%電力使用によるカーボンニュートラル
グリーンコープの脱炭素化への取り組みは、EV導入だけにとどまりません。可能な限り、一般社団法人グリーンコープでんきが供給する再生可能エネルギー100%の電力を利用しています。この電力は、バイオマス、太陽光、小水力、地熱といったクリーンなエネルギー源を活用しており、環境への負荷を最小限に抑えています。
EVを動かす電力についても、カーボンニュートラルな電力供給を徹底することで、真の脱炭素化を目指しています。車両のEV化と再生可能エネルギーの利用を組み合わせることで、グリーンコープはサプライチェーン全体での環境負荷削減に貢献しようとしています。
地域社会に根ざした持続可能な取り組み
グリーンコープは、2018年に一般社団法人グリーンコープ共同体を設立し、九州、中国、関西、福島といった広範囲で活動しています。16の生協や団体が連携することで、それぞれの地域に根付いた活動を行い、「安心・安全な食べものを子どもたちに」という理念のもと、地域社会の活性化に貢献しています。
今回のEV化への取り組みも、その理念に基づいたもの。環境問題への意識の高まりの中で、企業や団体による脱炭素化への取り組みはますます重要になっています。グリーンコープの取り組みは、他の企業や団体にとっても、大きな参考となるでしょう。今後の展開にも期待したいところです。
まとめ:グリーンコープの挑戦
グリーンコープは、EV化と再生可能エネルギーの積極的な活用により、脱炭素化社会への道を着実に歩みを進めています。日本初の取り組みを次々と成功させることで、生活協同組合としての責任を果たし、地域社会の未来に貢献しようとしています。その挑戦は、持続可能な社会の実現に向けて、重要な一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人グリーンコープ共同体
- 住所
- 福岡県福岡市博多区博多駅前1-5-1博多大博通ビルディング4F
- 電話番号
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092-481-4800