東京の夜を彩る「TOKYO Night & Light」
東京都が推進する「TOKYO Night & Light」は、夜間観光を促進するための新たなプロジェクトとして、都庁第一本庁舎をキャンバスにしたプロジェクションマッピングを展開しております。この取り組みによって、東京の魅力が再発見され、観光客たちに新たな楽しみ方を提供しています。
このプロジェクションマッピング、特に聴衆から注目を集めている理由は、毎回異なるテーマで行われる多彩なアート表現です。さらに、来年で45周年を迎える人気ゲームキャラクター「パックマン」を起用した新作の上映がスタートすることが発表され、多くの人々の関心を呼んでいます。
新作「パックマン」の上映情報
今回新たにお披露目される「PAC-MANeatsTOKYO」は、9月28日から始まります。平日は18時30分から21時30分までの時間帯で上映が行われ、土日や祝日も同様に多様なアートが楽しめるよう設定されています。これは都庁舎の行うプロジェクションマッピングの中でも特に刺激的な施策です。
この新作では、あの愛らしいパックマンが東京の風景に登場し、巨大なゲーム盤面で縦横無尽に動き回る様子が投影されます。彼が食べ尽くす様子はまるで圧倒的なダイナミズムを伴い、見る者を引き込んでやみません。音楽も注目ポイントで、近未来的な雰囲気を持つパックマンのゲーム音楽が流れます。これを手がけたのがトラックメイカーの原口沙輔氏です。
「パックマン」とは
パックマンは、1980年にバンダイナムコエンターテインメント(当時ナムコ)から誕生したキャラクターで、瞬く間に世界中で人気を博しました。その人気は年齢や性別を問わず、そして2005年には“最も成功した業務用ゲーム機”としてギネス世界記録™にも認定されています。今なお進化を続けているパックマンが、東京のシンボルともいえる都庁で新たなアプローチで楽しませてくれるとは、まさに夢のコラボレーションと言えるでしょう。
制作陣の紹介
今回のプロジェクトにもParticipateしたクリエイター集団「S sunlight」や「01IMAGE」など、多才な制作陣が集結し、各方面で活動している専門家たちが共に新しいアートを生み出しています。彼らの繊細な技術と先進的な発想が、プロジェクションマッピングを一つの芸術に昇華させています。
今後の予定
このプロジェクションマッピングには今後もさらなる作品が予定されています。11月には「ゴジラ」の第二弾が上映され、続けて12月上旬には音楽ユニット「YOASOBI」の楽曲を使用した新たなプロジェクションも登場します。今年の冬、東京の夜はますます魅力的になることでしょう。
※なお、上映スケジュールは現時点での予定であり、今後変更される可能性がありますのでご注意ください。新宿区西新宿の都庁舎という特別な場所で開催されているプロジェクションマッピングをぜひ体験してみてください。