スタイリッシュな未来を描く「TRANOÏ TOKYO」1周年
2024年9月にスタートしたTRANOÏ TOKYOが、ついにその1周年を迎える。一周年を記念すべく、2026年春夏シーズン(S/S 26)には、会場を国立代々木競技場第一体育館に移し、大規模な展示会を実現する。このイベントには、約250の出展ブランドが参画し、日本を含むヨーロッパ、アジア、中東、南米など、約30カ国からの参加が確定している。
ファッション・音楽・アートの融合
今回の展示会は、単なるファッショントレードショーにとどまらず、音楽、アート、ファッションが交差する文化体験を提供するものとなる。特に注目されるのは、ドルビー社が開発した革新的な音響技術「Dolby Atmos」を体感できるラウンジである。
さらに、レコードブティック兼レーベル「Adult Oriented Records」や、パリ・マレ発のアートブックショップ「0fr. Tokyo」によるポップアップショップも登場し、訪れる人々に新たな体験を提供することを目指す。
多様性に富んだブランドラインナップ
TRANOÏ TOKYOでは、サウジアラビアやトルコなどからも新たなブランドが出展されるなど、国の多様性が色濃く反映されている。特に、サウジアラビアの「Saudi 100 Brands」プログラムによって、同国の新進デザイナーたちが登場し、ブライダルやメンズウェアなど多彩なジャンルを披露する。
出展ブランドには「1886」、「Awaken」、「Hajruss」などが名を連ね、現代的なクリエイティビティが光る。
トルコのファッションも新たな地平線へ
トルコの衣料品輸出業者協会(İHKİB)もこのイベントに参加し、サステナビリティやデジタルトランスフォーメーションに取り組む9つのブランドが日本初上陸を果たす。これにより、トルコのファッションシーンが広く国際的に知られる機会となる。
アフリカのクリエイティブも発表
また、CANEX Africaがサポートするアフリカのクリエイティブ産業もピックアップされ、10ブランドからなる新たな作品が登場する。これにより、アフリカ発の革新的なスタイルがファッション界におけるニュートレンドとして広がることが期待されている。
ルーマニアの独自性も際立つ
ルーマニアからの9ブランドも出展し、この国の独自のデザインセンスと高い技術力が際立っている。異なる文化が交差し、革新的なスタイルを生み出すルーマニアのデザイナーたちは、国際的な舞台でその存在感を高めつつある。
来場者へのメッセージ
TRANOÏ TOKYOの1周年は、ただのイベントではなく、未来のファッションの可能性を探求する場でもある。多様な文化や異なる視点が集まるこの場で、新たなるインスピレーションを受け取ろう。イベントへの参加を希望する方は、事前登録が必要なので、ぜひお早めに手続きをお済ませください。
イベント詳細
- - 日程: 2025年9月3日(水) - 4日(木)10:00 - 19:00
- - 会場: 国立代々木競技場(第一体育館)
- - 住所: 東京都渋谷区神南2丁目1-1
アジアと欧米を結ぶ重要なプラットフォームとして、TRANOÏ TOKYOはこれからも注目を集め続けるだろう。ファッション、音楽、アートが交錯するこの素晴らしいイベントを見逃さないでほしい。