FPTスマートクラウドジャパンの設立
2024年11月14日、FPTジャパンホールディングス(本社:東京都港区)は、日本に新たに「FPTスマートクラウドジャパン株式会社」を設立したと発表しました。この新会社は、ベトナムの大手IT企業であるFPTコーポレーションの子会社として、エンドツーエンドのAIプロダクトライフサイクルを支援するための、包括的なAIインフラやプラットフォーム、アプリケーションを提供します。
設立の背景と目的
FPTスマートクラウドジャパンの設立の狙いは、高度な技術と製品による革新的なビジネスの変革です。この会社は、企業が技術企業へと変貌を遂げる手助けをすることを使命に掲げています。強固な技術基盤と多様な製品エコシステム、さらにはグローバルなネットワークを駆使して、クラウドコンピューティングとAIのリーディングプロバイダーとしての地位を目指しています。
会社の特徴と事業内容
新会社の概要は以下の通りです。
- - 社名: FPTスマートクラウドジャパン株式会社 (FPT Smart Cloud Japan Co., Ltd.)
- - 所在地: 東京都港区三田3丁目5−19 住友不動産東京三田ガーデンタワー33階
- - 設立日: 2024年11月14日
- - 資本金: 4億9000万円
- - 代表者: 代表取締役社長グェン・フゥ・ロン (Nguyen Huu Long)
FPTスマートクラウドジャパンでは、AI中心のクラウドサービスを提供し、さらにAIを構築するためのプラットフォームやソリューションの開発も行います。これにより、日本国内の企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するために必要なサポートを行い、競争力を高める手助けを行います。
FPTジャパンホールディングスとは
FPTスマートクラウドジャパンの親会社であるFPTジャパンホールディングスは、ベトナムのICTリーディング企業、FPTグループの日本法人です。2005年に設立されて以来、デルタダンテーションにおける文化や経済の架け橋として、さまざまなITサービスを展開してきました。現在では、AI、クラウド、データ分析、ERPなど、広範なサービスを提供し、顧客のデジタル変革を支援しています。
FPTコーポレーションの背景
FPTコーポレーションは、ベトナムに本社を置く世界屈指のテクノロジーおよびITサービスプロバイダーです。設立以来30年以上の歴史があり、テクノロジー、テレコミュニケーション、教育の各分野で事業を展開しています。2023年の売上高は21億700万ドルに達し、2024年には8万人の従業員を目指しています。独自のエコシステムを活用し、最新の市場動向に即応する製品やサービスを提供することで、国際的なビジネスの場でベトナムの存在感を高めています。
まとめ
FPTスマートクラウドジャパンの設立は、AIとクラウドサービスの進化を経て、日本におけるビジネスのデジタルトランスフォーメーションを後押しする新たな一歩です。これからの展開が非常に楽しみです。特に、顧客のニーズに応じたカスタマイズされたソリューションの提供が期待され、ビジネスの成長に向けて大きな影響を与えるでしょう。