夏のスマホバッテリー点検の重要性と実態調査の結果
デジタル機器の修理およびトラブル解決を手がける日本PCサービス株式会社は、グループ会社であるスマホスピタルと共同で、スマートフォンのバッテリー使用実態について調査を行いました。その結果、スマホユーザーの多くがバッテリーの劣化を実感しているものの、適切な対応が取れてないことが浮き彫りとなり、特に夏を前に点検が推奨されています。
調査の背景
年々デジタル機器の依存度が高まる中、快適に利用するためにはスマートフォンやタブレットの状態を把握することが重要です。スマホスピタルは日本全国で約100店舗を展開し、短期間での修理サービスを提供しています。特に、夏季はバッテリー関連のトラブルが増加するため、この時期にバッテリーの利用実態を調査しました。
調査結果と実状
調査対象は全国のスマートフォン利用者455名。結果として、約70%の利用者が「バッテリーが減るのが早くなった」と感じています。特に古い端末を利用しているユーザーにこの傾向が強く見られました。具体的には、2年以上同じ端末を使用しているユーザーは60%に上ります。また、バッテリーの膨張や発熱といった問題を経験しているユーザーも60%に達しました。
一方で、実際にバッテリー交換や修理を行った人は僅かに10%を超える程度でした。その理由の多くは「まだ使えるから」、「修理の費用が気になる」、「面倒だ」といったもので、今後の使用において大きなリスクを抱えたままであることが明らかになりました。
バッテリー劣化の危険
放置したまま使用を続けることは非常に危険で、スマホのバッテリー劣化は放置しておくと最悪の場合、発火の原因にもなりかねません。特に夏の高温環境下での使用はバッテリーに大きな負担をかけます。事実、昨夏にはバッテリーに関する相談件数が前年同月対比137%増加しました。
劣化のサインに注意
バッテリーの減りが早くなったと感じたら、それは劣化のサインです。また、本体の発熱や膨張が見られる場合も、放置することは危険です。スマホにはバッテリーの状態を確認する機能が付いているため、最大容量が80%以下に減少した場合は、必ずバッテリー交換を検討しましょう。
まとめ
スマホを長く安全に使うためには、定期的な点検が欠かせません。特に暑い夏を前にして、スマホスピタルでは、バッテリーの状態確認を強く推奨しています。「まだ使える」と思って放置せず、適切なタイミングで点検を行うことが重要です。詳しい調査結果や背景は公式ウェブサイトで公開されていますので、ぜひご確認ください。
スマホスピタル公式サイト
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