テラ・ルネッサンス、25周年記念事業「Journey to Peace」発表
認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、2026年の設立25周年を記念した事業「Journey to Peace 〜それぞれの平和への旅路〜」を発表しました。この事業は「願いをチカラに、平和をつくる」という新たなタグラインのもと、関係者とともに創造する周年イベントとなります。25年間の感謝を述べつつ、次の25年をともに描く旅路を計画しています。
25周年事業「Journey to Peace」の目的
テラ・ルネッサンスは2001年に設立されました。創設者・鬼丸昌也のカンボジアでの地雷の現実を見た経験が元となり、全生命が安心して生活できる社会を目指しています。25周年の年にあたり、私たちは信頼して支えてくれた多くの方々に感謝を表し、特別な事業として「Journey to Peace」を展開します。このプロジェクトは「感謝・感動・共感」をキーワードにし、支援者や企業、市民が協力して取り組む参加型のプログラムです。
春から秋かけては国内外で様々な双方向企画を展開し、6月には京都、佐賀、東京の3都市でメインイベントが予定されています。これらのイベントは、テラ・ルネッサンスが築いた関係をテーマにし、それぞれの地域での活動を祝い、次の一歩へ進むための出発点となります。
6月の三都市イベントの詳細
1.
京都「感謝と原点」(6月13日):活動の始まりの地である京都で、初期に尽力した支援者への感謝を伝え、原点を再確認します。
2.
佐賀「平和の担い手との共創」(6月14日):未来の平和を担う若い世代と共に、平和について語り合うプログラムを教育現場と連携して行います。
3.
東京「25年の集大成と未来への出航」(6月20日):日本橋で開催されるこのイベントは、フェスティバル形式で進行し、未来を共に創る感動的な体験を提供します。
特別なロゴに込められた想い
25周年の記念ロゴは、川の流れをイメージした曲線が描かれています。過去から未来へ続く「Journey(平和への旅路)」を象徴しています。このロゴは、スタッフのアイデアをもとに全職員によって選ばれたもので、手作り感が漂います。この25年間の成果を支えてくれた方々への感謝の念が込められています。
参加者と共に創る周年事業
本事業の特徴は、参加者が積極的に関わることで「平和を創り出す運動」としての意味を持つ点です。東京会場では多くのボランティアを募る計画も立てており、参加者が次の25年の担い手となることを目指しています。理事長の吉田真衣氏は「与えられる場ではなく、一緒に創る祝祭を通じて、皆で次の時代を担うことを目指したい」と述べています。
特設サイトの開設予定
「Journey to Peace」の詳細や各イベントの情報、支援方法を紹介する特設サイトが年内に公開予定です。テラ・ルネッサンスは、支援者と受益者の関係を超え、共に歩む仲間として平和を築いてきたと語っています。今後の活動に期待が高まります。
テラ・ルネッサンスは、設立以来、地雷、子ども兵、平和教育をテーマとした活動を全国及びアジア・アフリカで展開しています。ハンガリーやウクライナでの避難民支援なども行い、確固たる信念のもと、これからも平和の実現に向けた姿勢を貫いていきます。