座間市のスマホ市役所が目指すデジタル化への取り組みと実績
2025年7月10日、座間市の佐藤弥斗市長が登壇し、自市のスマホ市役所プロジェクトについての無料オンラインセミナー「Bot Express Showcase」が開催されます。このセミナーでは、座間市が実現したデジタル化への挑戦や成果を、市長自らが詳しく説明します。
座間市は、2021年に市民の利便性向上と業務効率化のため、LINE公式アカウントを設立しました。この取り組みの一環として導入されたのが、GovTech Expressというサービスです。このサービスは、行政手続きをスマートフォンから簡単に行えるプラットフォームを提供し、開設から1年で80種類を超える手続きをオンラインで完結できるようにしました。具体的には、証明書の発行やイベント予約、粗大ごみの回収依頼などが含まれています。
さらに、2022年にはマイナンバーカードを使用した公的個人認証サービスとオンライン決済機能を導入。他の手続きと合わせて、住民がLINEを通じて簡単に証明書の申請や手数料の支払いを行えるようになりました。
2023年には、災害時の訓練を通じて職員の応答速度を改善し、業務負担の軽減にも成功しました。職員名簿の管理が不要になったことで、部局間の連携もスムーズになり、災害対応力の強化につながっています。
座間市のLINE公式アカウントの友だち数は104,680人。これは、市民131,969人の80%に相当します。こうしたデジタル戦略の裏には、市長とデジタル担当者の強い思いがあることを、市民と職員が直接交流できるこのセミナーで知ることができます。
【セミナー詳細】
- - セミナー名: Bot Express Showcase #34
- - 開催日時: 2025年7月10日(木)11時〜12時
- - 開催場所: オンライン
- - 参加対象: 自治体職員
このセミナーは、自治体職員がデジタル化を考える上での重要な機会となるでしょう。また、Bot Expressからは全国の300以上の自治体が導入する最新のDX事例も紹介され、参加者には具体的な知識やインスピレーションが得られることが期待されています。
座間市が進めるデジタル化はまだまだ発展途上ですが、このセミナーを通して他の自治体とともに、さらに広がりを見せることが予想されます。デジタル戦略に興味のある方々は、参加することで多くの学びを得ることができるでしょう。市民のより良い生活環境を実現するために、行政がどのように進化しているのか、その実例をぜひ確認してみてください。