ソネット・メディアが伊藤忠商事との提携で広告技術を強化

ソネット・メディア・ネットワークスと伊藤忠商事の戦略的提携

2023年、ソネット・メディア・ネットワークス株式会社は、伊藤忠商事株式会社との間で戦略的な資本業務提携を発表しました。この提携により、ソネット・メディアは持続的な成長を目指し、広告技術の強化に取り組んでいくとしています。

第三者割当増資の実施

今回の提携の一環として、ソネット・メディアは伊藤忠商事を割当先とした第三者割当増資を実施しました。これにより、主力製品であるDSP『Logicad』を基盤に、マーケティング・テクノロジー事業をさらに強化することが狙いです。

アドテクノロジー業界でのリーディングカンパニーとしての挑戦

ソネット・メディアは、アドテクノロジー業界のリーディングカンパニーとして、人工知能を活用した広告配信技術の研究開発に力を入れています。この技術は、デジタルマーケティングやO2O（Online to Offline）など、今後さらに進化を続けることでしょう。

資金調達による経営基盤の強化

新たな資金調達は、経営基盤のさらなる強化を図ります。また、積極的な人材採用も実施し、企業としての成長を支える人材を育成していく姿勢を示しています。伊藤忠商事の国内外の広範なネットワークを活用することで、新規事業の開発や市場の開拓も進めていく方針です。

ソネット・メディア・ネットワークスの概要

ソネット・メディア・ネットワークスは2000年に設立され、ソニーグループの技術力を基にマーケティング・テクノロジー事業を展開しています。顧客のマーケティング課題を解決するために、ビッグデータ処理、人工知能、金融工学の三つのコア技術を活用しており、特にDSP『Logicad』を中心とした様々なサービスを提供しています。

詳細情報はこちらから確認できます。

この提携は、ソネット・メディアにとって新たな飛躍のきっかけとなるでしょう。広告業界の変化が進む中、これからの動きに注目が集まります。