2024年12月11日、武蔵野大学は創立100周年を迎えるにあたり、その発祥の地である築地本願寺にて記念法要と式典を開催します。本法人は1924年に設立され、当時の東京は関東大震災で甚大な被害を受けていました。特に、築地本願寺の本堂も焼失し、仮設救護所が設置されるなど、人々の困難な生活が続いていました。その中で、武蔵野女子学院が誕生し、仏教精神に基づく教育が始まりました。
創立以来、武蔵野大学は一貫して「生きとし生けるものが幸せになるために」という仏教の理念を大切にし、教育の場を提供してきました。今では幼稚園から大学院までを含む巨大な教育機関となり、学生数は14,000人を超えています。大学の教育課程は多岐にわたり、13学部や21学科、13大学院研究科を持つ総合大学として成長を続けています。
100年の歩みを振り返るこの記念法要では、多くの関係者が集まり、武蔵野大学の歴史を共有し、新しい未来を切り開く契機とします。教育と研究の新たなビジョンを共に語り合う機会となり、次の世代に向けたクリエイティブな人材の育成を目指す新たな決意が表明されることでしょう。
法要は招待制となっているため一般の参加は難しいですが、一般には公開されていない特別な時間となります。取材を希望されるメディアの方は、学校法人武蔵野大学の広報課にご連絡ください。様々な人々の思いが交わる場所として、このイベントは歴史的な意義を持つことになるでしょう。
また、記念法要に続いて、2024年には新たに設立されるウェルビーイング学部を含む、教育改革も進められます。AIやSDGsの必修化、そして今年設置されたサステナビリティ学科とともに、2050年を見据えた学びの場をさらに充実させていくとしています。これからの武蔵野大学の挑戦から目が離せません。
学校法人武蔵野大学がこれまで築いてきた根底には、教育を通じて社会に貢献するという強い意志が貫かれています。記念法要はその素晴らしい歴史を結集させ、未来に向けた新たな一歩を踏み出す素晴らしい機会です。築地本願寺という特別な場所で行われるこの歴史的イベントに対して、多くの期待が寄せられています。