サーモスの新しい挑戦「&ONDO」
株式会社サーモスは、2024年から新たにサブブランド「&ONDO(アンドオンド)」を立ち上げ、ルームソックスを中心とするアパレル小物を展開します。このブランドの立ち上げには“靴下ソムリエ”の樋田望が関わっており、彼の専門知識を活かした靴下のケア方法が注目されています。
「靴下ソムリエ」とは?
靴下ソムリエとは、日本靴下協会と奈良県靴下工業協同組合に認定された資格で、靴下の生産技術やその歴史に関する知識を持つ専門家として、消費者に靴下の魅力を広めています。樋田望は、その資格を持つ靴下ソムリエとして、自ら靴下を試しながら商品開発に努めています。
「正しい靴下のケア」の重要性
樋田は、&ONDOの製品開発にあたり、靴下のケアについての調査結果を踏まえ、多くの人が誤解しているポイントを明らかにします。例えば、洗濯時に靴下を裏返して洗うことは、肌に触れる面の洗浄効果を高めるために非常に重要です。多くの人が表のままで洗うことを選んでいますが、実は57%が不正解との結果が出ており、樋田は裏返し洗いのメリットを強調しています。
洗濯方法のガイドライン
樋田によれば、靴下を洗う際は、まず裏返して洗濯機に入れることが薦められています。皮脂や汗、角質などの見えない汚れが内側にたまるため、裏返すことで十分に水流が浸透し、より清潔に保つことができます。また、外側に泥や砂が付いている場合は、軽くすすいでから洗うことが推奨されます。
干し方のポイント
靴下の干し方にも工夫が必要です。樋田は、履き口を上にして干すことが基本だと指摘しています。これにより、弱点部分の水分が重力で流れ、内部の湿気が抜けやすくなります。また、風通しの良い場所で日陰干しをすることが推奨されており、直射日光に長時間晒すことは、靴下のゴム部分を劣化させる原因となることも指摘されています。
&ONDOの「極起毛」ルームソックス
新ブランドの目玉とも言える「極起毛」を使用したルームソックスは、サーモス独自の保温技術が使用されています。樋田は、このソックスの肌触りをぜひ店頭で試してほしいと語っています。特に、起毛素材であるこの靴下は、中性洗剤を使用し、低温で優しくケアすることで長持ちが期待できるとのことです。
まとめ
サーモスの&ONDOが提唱する靴下のケア方法は、靴下を大切に扱うだけでなく、その魅力を最大限に引き出す方法でもあります。樋田の専門知識をもとにした実践的なアドバイスを参考にし、快適な靴下ライフを楽しんでください。この新しいサブブランドとともに、靴下の世界を深める良い機会です。