新感覚の無人お土産屋、東伊豆に登場！手ぶらで観光を楽しむ

東伊豆に現れた新しいお土産屋「dozo」

静岡県賀茂郡東伊豆町に、今までにない形のお土産屋「dozo（ドーゾ）」が2025年2月4日から28日までの期間限定でオープンします。この新しい無人お土産屋は、観光をさらに楽しく、便利にするための工夫が詰まっています。

手ぶらで楽しめるお土産購入

「dozo」では、「その地域の間違いないお土産」を厳選して扱っており、日常の買い物では得られない特別感を提供します。訪れる観光客は、設置されたお土産BOXから商品を選び、その場でスマホを使って購入できます。購入した商品は、旅行の帰りに受け取るか、あるいは配送を選ぶことができ、国内配送は完全無料。これにより、手ぶらで観光ができるという新たな経験が可能になります。

お土産BOXを巡る観光体験

お土産BOXは東伊豆の観光スポット4カ所、細野高原や文化公園雛の館（稲取温泉）、伊豆川駅前（湯の華ぱぁーく前）、熱川バナナワニ園内に設置され、観光スポットを巡る途中で気軽にお土産を選ぶことができます。観光中にお土産を見ながら、思い出に残る商品を選ぶことができ、旅行の楽しみが一層広がることでしょう。

厳選された商品ラインナップ

「dozo」では、地域を代表する商品を特に重点的に扱い、観光客や地元の人々に愛される逸品を取り揃えています。例えば、伝統の雛のつるし飾り、ニューサマーオレンジを使ったお菓子や飲料、そして東伊豆特有のクロモジを活用したお茶など、地域色豊かなアイテムが揃います。また、dozo限定の商品が登場することもあり、他では手に入らない特別感が期待できます。

観光だけでなく地域活性化にも寄与

今取り組まれているこのプロジェクトは、静岡県と地域観光協会、さらには静岡銀行が主催する「SHIZUOKAINBOUND TOURISM INNOVATION 2024」の一環です。目的は、観光客のニーズに応え、観光スポットが点在する東伊豆町におけるスムーズな観光体験を実現することです。地域のお土産が気軽に購入できる仕組みを活用し、観光客が地域をたっぷり楽しむことで、より多くの人に東伊豆の魅力を伝えることを目指しています。

今後の展望と地域の貢献

この実証実験を通じて得られたデータやフィードバックを活用し、今後は日本各地で「dozo」を展開していく考えです。各地の観光地に合わせたサービスや商品を提供し、地域活性化や観光DXの推進に貢献していく予定です。観光客が滞在中にストレスなくお土産を購入できるような仕組みを提供し、地域の魅力をさらに広げる手助けとなることでしょう。また、公式サイトでは最新情報の発信も行う予定です。

お土産文化を楽しむ新たな場へ

「dozo」はただの無人のお土産屋ではありません。観光で訪れる方々が、地域の特性を理解し、思い出に残る経験をするための新しい場です。お土産を通じて、あたたかい贈り物の文化を広められればと考えています。また、インバウンドにも対応し、多言語のモバイルアプリで海外からの観光客も安心してお買い物ができる環境を整えています。

この新しいお土産屋「dozo」では、観光客だけでなく地元の方々にも新しい発見や楽しみを提供し、観光を通した地域ブランディングにも寄与していきます。興味を持った方は、ぜひ公式サイトをチェックし、新しいお土産体験を楽しんでください。