企業共創の舞台「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」
2023年12月4日、東京で開催された「第12回JR東日本スタートアッププログラムDEMODAY」において、株式会社おてつたびが著しい成果を収めました。この発表会で同社は「スタートアップ大賞」と「オーディエンス賞」の二つを同時に受賞し、その実績が注目を集めています。
おてつたびのビジョンと受賞の背景
おてつたびは、シニア層の活用を通じて地域のつながりを強化し、彼らが地域経済に貢献できる新たな旅行モデルを提案しています。代表の永岡里菜氏は、受賞の意義を次のように語りました。「この賞は、私たちのビジョンが認められた証です。地域のシニアが活動することで、次世代に向けた地域活性化を実現したいと思っています。」彼女はまた、過去のサービス利用者が10代から20代を中心に構成されていたことから、今後シニア層の活用が地域活性化において非常に大切であると強調しました。
協業プログラムの成果
今回のイベントには、8社が採択企業として参加し、各社はテストマーケティングを進めていく予定です。特におてつたびは、「大人の休日倶楽部」との連携によって、シニア向けの移動支援を通じた新たな旅行体験を提供するとしています。彼らは、「鉄道旅×就労×交流」を融合させたプラットフォームを構築し、地域の活性化に寄与していく考えです。
今後の展望
受賞を果たしたおてつたびは、今後も事業の拡大と地域活性化に邁進する意向を示しています。永岡氏は「受賞を機にさらに多くのネットワークと連携しながら、日本がより良くなるための施策を模索したい」と語り、前向きな姿勢を見せました。
参加した他の企業と受賞内容
イベントでは他にも、優秀賞として株式会社Curiositasが受賞。AI技術を活用し、文書照合の効率化を目指す取り組みが高く評価されました。また、審査員特別賞にはLiLz株式会社とVIE株式会社が選ばれ、それぞれIoT/AIを駆使した点検業務の改善や、音による安全性向上のプロジェクトが評価されました。
JR東日本スタートアッププログラムとは
このプログラムは、2017年度にスタートし、今回で12回目を迎えました。JR東日本グループのリソースを活用し、ベンチャー企業との共創を促進する場として位置づけられています。これまでに155件以上の提案が採択され、いくつかは主な賞を受賞する実績を持っています。
このように、JR東日本スタートアッププログラムは、地域の活性化に向けた新しいビジネスモデルの創出に寄与しており、今後もさまざまな形で地域社会に貢献していくことでしょう。