デジタルとアナログで楽しむ膳所城の魅力を発信

膳所城と琵琶湖の新たな魅力

歴史的名所である膳所城が、デジタル技術を駆使して新たな観光地として生まれ変わるプロジェクトが進行中です。このプロジェクトは、株式会社CAD ASSIST（膳所城VR Lab.）が中心となり、4月1日を「夢を発信する日」とした「April Dream」に則って、地域の魅力を再発見し、訪れる人々にその素晴らしさを伝えることを使命としています。

スタンプラリーで歴史を辿る

膳所城を巡るスタンプラリーでは、膳所城門跡や様々な遺構を訪れることができます。その中には、「急がば回れ」のことわざの由来となった矢橋の渡しや、舟入場所である石場津も含まれています。このプロジェクトは、かつて近江（滋賀県）で運行されていた「矢橋の渡し船」の歴史も掘り下げ、観光客に新たな視点を提供します。特に、琵琶湖を横断する利便性や、突風による危険性から生まれたことわざの背後にある歴史を感じ取ることで、訪れる人々に深い理解を促すことでしょう。

季節ごとの美しさ

膳所城エリアから見える琵琶湖や比叡山は、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。春には花咲く桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色が、訪れる人々に感動的な風景を提供し、膳所城の持つ歴史的な美しさを引き立てます。スタンプラリーの各ポイントを周りながら、ぜひ季節の絶景に思いを馳せてください。

魅力的な体験型コンテンツ

スタンプラリーに加え、様々な体験型コンテンツも用意されています。

- 大津市科学館では、7m×5mの大スクリーンでデジタル復元された膳所城のアニメーションを上映し、親子で楽しめるクイズも用意。これにより、幻の膳所城の姿に触れることができます。
- 膳所城フォトARでは、自分の好きな場所で膳所城を背景に写真を撮ることができ、SNSで共有可能です。地域限定のフォトARは指定された場所で入手できます。
- VR膳所城プロジェクトでは、離れた家族や友人とチームを組んで歴史クイズに挑戦することができます。世代を越えて楽しむことができるコンテンツです。