夫婦コミュニケーションを結婚1年目の必修科目に!
灯し屋は、2025年のApril Dreamで「夫婦コミュニケーションを結婚1年目の必修科目に!」と掲げました。この目標は、「ペアビジョン」を夫婦・カップルの当たり前に、とした2024年の夢を受け継いだものです。つまり、夢自体は変わっていないものの、それを踏まえて更に深化させた意義深い目標と認識しています。
結婚と夫婦生活の初期段階の重要性
夫婦・カップル向けコーチング事業を行って約2年が経ち、私たちは様々な相談を受けてきました。その中で、ジレンマがうまれました。それは、トラブルが発生した後に相談を受けるケースが多いこと。実際には、結婚生活が悪化するまでアクションを起こさない方が多いのです。時には「離婚」を考えたり、別居が始まってしまった後に問題に気づくことが常態化しています。すると、もう手遅れになってしまっています。
さらに、個別支援の文化が未熟な日本では、「お金をかけてコーチングを受けること」や「家庭の悩みを他者に相談すること」に抵抗感が強いのが現状です。このような背景を踏まえ、私たちは「問題解決だけでなく、未然に防ぐ学びの提供」が必要と考えました。
学びを通じた共通言語の創出
2024年の良い夫婦の日には、初の「夫婦コミュニケーション」講座を開催しました。多くの参加者からは高い評価を受け、特に「共通言語を手に入れた」「お互いの欲求を満たしやすくなった」という声が印象的でした。このように、学び自体が共通の文化を形成します。結婚前後から、コミュニケーションに関する共通言語を育むことが不可欠です。
文化の変革を目指して
私たちは、結婚生活の初期段階での「コミュニケーションスキルの育成」が鍵だと考えます。「夫婦の大学」という場を設け、さまざまな講座を通じてコミュニケーションを養成していきます。ここでは、日常的に使うコミュニケーション、葛藤解決技術、愛情表現に関するスキルなど、具体的なテーマで講座を展開します。特に、夫婦が卒業生である「夫婦の大学」は、結婚後の生活をサポートする強みとなることでしょう。
夫婦の大学の新たな取り組み
2025年4月から始まる「夫婦の大学」は、さまざまなイベントや講座を通じ、学びの場を提供します。例えば、『日常を円滑にする会話術』や『優しく本音を伝える技術』など、日常生活から使えるスキルを体系的に学ぶことが可能です。また、公開講座も提供し、どのようなフェーズの夫婦にも役立つ内容にしています。この機会を通じて「結婚1年目からのコミュニケーション文化」を広めていくことを目指します。
私たちは、さまざまな事業者や団体と連携し、一緒にこの文化を広める方々を求めています。結婚前後の夫婦を早期から支援するために、共同でのイベントやセミナーも視野に入れています。
終わりに
灯し屋の理念は、「夢の実現に向けての共創」です。今の夫婦やカップルに必要なのは、自らの課題を見つめ直し、互いのコミュニケーションを深めることです。当社のビジョンに共感いただき、ご参加やお問い合わせをお待ちしております。私たちと共に、教育と学びを基にした未来を提案させていただければ幸いです。